今回はスターバックス(SBUX)のファンダメンタル、チャート分析をやっていきたいと思います。
なお、スターバックスコーヒー・ジャパン(2712)は本家スターバックスが15年にTOBして買収したため購入出来ません。スタバ株を買おうと思ったら米国株のSBUXを買うことになります。
動画はこちら。
目次(クリックで飛びます)
スターバックス(SBUX)の事業内容
ビジネスを3Cで分解してみましょう。
事業内訳
ビジネスモデル
スタバはビジネスモデルのお手本としてとても有名です。曰く、彼らは「コーヒーを売るのではなく、サードプレイス(第三の場所)を売っている」という話。
体験価値を売るという意味で、アップルと非常によく似たビジネスモデルです。アップルも製品を売るのではなく、「アップル製品を使うことで得られる、ちょっとリッチな日常」を売りにしています。
出版年は少し古いですが、私が読んだ本の中でもイチオシなので是非一読をオススメします。
スタバが提供する価値というのは、職場でもなく家庭でもない、あなたにとって三番目の場所です。その場所の意味は人によって様々で、例えば友人と過ごす場所だったり、異業種の交流場だったり、はたまた一人きりになれる空間だったりします。
その非日常的な特別感を「演出」するために、スタバはあらゆるものを逆算して方針を立てています。
- 独特の雰囲気:高級感のある店舗デザイン、おしゃれなイメージ。店内禁煙とコーヒーの香り、大きめのソファに少なめの席数。回転率で稼ごうとする他のコーヒー店の逆を行く戦略ですが、これこそスタバのコンセプトです。お店の雰囲気はお店でしか出せないので、広告によるマーケティングはほとんどしません。
- 訓練されたスタッフ:バリスタの研修は他のコーヒー店よりずっと長く、コーヒーの淹れ方はもちろん、接客や振る舞いまで叩き込まれるそうです。もちろん人件費はかかりますが、育て上げた人的資本は一朝一夕には真似出来ない差別化ポイントです。
- 都心中心の出店:なるべくオフィス街の一等地に出店しています。こうした場所にいる多忙なサラリーマンに対して、ゆったりしたスタバの店構えでギャップを演出したいがためです。
- 高品質のコーヒー:もちろんメニューも大切です。スタバは雰囲気作りのため香りを重視しており、そのために鮮度の高いコーヒー豆を輸入することに注力しています(都心中心に集中出店しているのもこのため)。
そして、これらを実現させる方法が直営方式による経営です。スタバの店舗数は3万店以上ありますが、過半数が直営店という経営形態です。
ライセンスストアは、店舗名がスタバではないがスタバの商品を販売しているお店です。空港等の一部出店が難しい地域にはライセンス契約で出店しているようです。
直営店の内訳はこんな感じ。
こちらがライセンスストアの内訳。
米国はやや直営店が多いですが、日本と中国はほぼ直営店。逆に韓国やイギリスはライセンスストアが目立ちます。
EUのライセンス契約方式が多いのは、先に進出しやすくするためにライセンスストア方式で店舗を運営しはじめ、安定してから直営化する方式を取っているためだとか。
直営で不動産選びから参画し、経営安定したらフランチャイズ化してリスクを切り離すマクドナルドと真逆の戦略ですね。
マクドナルドのようなフランチャイズ方式はリスクを押さえ低コストで拡大出来る反面、各店舗のオーナーがそれぞれ収益を最適化するため、全体最適が難しいことにあります。
例えば都市中心の集中出店は不可能ですし、回転率を上げようと席数を増やすオーナーが出るかもしれません。こうするとスタバのコンセプトが崩れてしまうので、直営方式が必須になるのです。
そして、こうした積み重ねが、「ここにしかない体験価値」=ブランドとして認知され、スタバの優位性になります。優位性はロイヤリティという無形資産としてスタバの屋台骨になっています。
今、私達は一杯300円のコーヒーを飲みにスタバへ行くわけではないことを自覚しています。
しかし、それは日本進出当時はあり得ないと言われたスタバの経営方式によって、スタバの体験価値が浸透したからです。
今でこそ「体験」を顧客への提供価値にするという考え方は一般的なものになっていますが、それはWeb(オンライン)の脅威に対して店舗(オフライン)が提供出来る数少ない優位性だからです。
Webが本格化する前からこのビジネスモデルを組み立て、育て上げたスタバの先見性にはただただ驚くばかりです。
とはいえ、コロナ影響による人々の行動様式の変化に合わせ、既存店をピックアップストアに変えるなど戦略の見直しを余儀なくされてはいますが。
私の感想としては、昨今コロナでオンラインの需要が高まっていますが、反動でむしろオフラインの場としてのスターバックスの価値が前より上がった面もあるのかな……と思ったりします。
コーヒーは利益率が高い
コーヒーの利益率が高いことはコンビニの成功で結構広まっていますかね。
一杯のコーヒーに使う豆は約10グラムで、現在1ポンド(0.45kg)150円分を仕入れると45回分淹れることが可能です。一回あたり3.3円くらいです。
これを一杯300円で提供しているので、原価率はわずか1%程度ということになります。
多少高い人件費をかけても、何時間もゆっくりしてもらっても、元が取れるというわけです。
コーヒー以外の売り物で客単価向上
ここ最近のスタバは、コーヒー以外のメニューを充実させています。例えばFoodセグメントは20%を占めています(Beverageは飲料の意味)
一方で、売上比率で見るとBeverage以外のセグメントの効果が大きいです。
長時間いることを前提にするのですから、一緒に食べ物も注文してもらったほうが客単価が上がります。朝食のサンドイッチ、おやつ時のケーキやクッキーなど、スタバブランドに合ったフードビジネスが上手く展開出来ていると感じます。
この他にもお茶やジュースといった、コーヒー以外の飲み物も充実化させています。お茶のティーバナ、タゾ、ベーカリーショップのラ・ブーランジェなどは買収で強化したものです。
打ち合わせが挟んで少し時間が空いた時なんかは、気がつくとスタバに入っているという現象があります。自分にとってはそれだけスタバが身近な存在なんだと感じます。
コロナ影響:オムニチャネルとピックアップストア
上で講釈たれたビジネスモデルとは整合性が取れないですが、スタバはもともと近年オムニチャネル強化も図ってきました。店舗ビジネスだけで運営するリスクを危険視しているようですね。
モバイル決済「Mobile Order & Pay」というサービスをいち早く導入しており、今や注文全体の22%がモバイルオーダー&ペイからとなっています。
これはモバイル注文で事前予約&店舗受取&決済が出来る仕組みで、他社システムを使わず、自社のアプリを活用して擬似的なプリペイド決済を可能としているようです。
こうすることで顧客情報を自社内に溜め込み、ビッグデータマーケティングにも活用することが出来ます。IT化著しいですね。
ちなみに、小売業全般においてモバイルオーダー&ペイは非常に大きな変化です。この先に店舗経営型の小売モデルに大きな変化が来ると元CEOのハワード・シュルツは予言しています。
参考【スターバックス】、モバイルオーダー&ペイが貢献!スタバCEOの小売業界予測とは?
そして、コロナ影響で消費者の行動が変化しており、スタバのサードプレイス戦略にも変化が生じています。
モバイルオーダー&ペイは前年まで17%だったところから22%に急増しており、多くのユーザのモバイルシフトが伺えます。
これに合わせて既存店を400店ほど閉鎖する一方で、ピックアップストアのような持ち帰り専門店を増加させるなど方針転換を進めているようです。
決算書
書きたいことは書き尽くしたので、やっと決算を見ていきましょう。まずは19年のアニュアルレポートから。
直営店はそのまま店舗の売上、ライセンス店はライセンスフィーなので売上は小さくなります。
コストの半分は店舗経営の費用。
売上の7割は米国です。やはり米国の収益を担保に海外展開するということで、米国の地盤が固まっていることが最重要。スタバは米国事業も成長継続している点も良いですね。
出店数で見ると、米国、中国、日本を中心に増加しています。特に中国が成長著しく、スタバの重点投資領域となっていて、成長余地が十分にありそうです。
ちなみに、18年にはネスレがスタバ商品の販売権を持ったため、スーパーや百貨店などで販売されています。
そしてコロナ影響も色濃く出た直近2020年4Q決算は以下の通り。
売上が前年同期比8.1%減、営業利益が前年同期比48.5%減と大きく打撃を受けています。コロナ影響のかなり大きい業態には違いありません。
これでもかなり回復したほうでして、3Q決算では売上が前年同期比38%減、かつ7億ドルの純損失を計上しています。
20年度トータルで見ても売上11.3%減、利益61.7%減となっています。
とはいえ、現時点で世界の店舗の約97%が営業を再開しており、ワクチンや変異種の影響次第ですが、回復傾向は見えています。
競合
米国のコーヒーチェーンならピーツコーヒー、コーヒービーン、ブルー・ボトル・コーヒー。
日本だとタリーズコーヒー、飲食店ならマクドナルド、最近の日本はコンビニがコーヒーを置いて大成功しています。
あとは自販機や家庭用の缶コーヒーならネスレでしょうか。
じゃあライバルがいるのかというと、全くいないんですね。スタバが世界シェア15%を占めている以外、世界的なコーヒーチェーン店は一つもありません。
でも、ビジネスモデルを見れば、競合になるのは他のコーヒーチェーン店ではないことは分かると思います。
むしろ既存コーヒーチェーン店のセオリーの真逆に進んだからこそ、スタバは完全なブルーオーシャンを開拓し、先行者利益を上げ続けている状態です。
市場
コーヒーは世界平均で一人あたり年間240杯飲まれ、コーヒー事業は世界全体で10兆円ビジネスと言われる巨大産業です。
しかもコーヒーの消費量は拡大しており、YoY15%と上昇傾向にあります。
出店強化している中国については、若者の間でコーヒーが流行っていることから、10年以内に世界最大規模になると言われています。
実際スタバは中国でも人気化しているようですので、日本のように定着するのではないかと思います。
なお、コーヒーの消費国はアメリカが世界一です。次がブラジル、日本と続きます。EUの中でドイツも非常に消費量の多い国です。
また、ティーバナブランドで、コーヒーの10倍と言われるお茶市場にも注力していく構えです。
うーん、このあたりはあんまりデータがないですね……(´・ω・`)
リスク要素
コロナ影響
コロナ影響によって人々の行動様式が変化し、スタバの根幹戦略だったサードプレイスが揺らぐリスク。リスクと言うか、顕在化してしまっていますが……。
モバイルオーダやピックアップストアの拡大で対応してはいますが、スタバの優位性はコーヒーではなく場所を提供するというコンセプトにあるため、根本的にはコロナの克服が必要になります。
ワクチン状況は以下の記事でまとめていますが、変異種が出てきたりしているので、まだウイルスとの戦いは続いています。
後追いのビジネスが増えてきたが
ビジネスモデルが優れているということは、競争の激しい飲食業界で将来に渡って収益を生み続けると期待出来るということです。
これだけの成功を収めたビジネスモデルですので、当然研究もされ尽くしています。
では、他社が真似出来るでしょうか。私は不可能だと思います。
上っ面を真似ることは出来ても、スタバのように一貫したモデルにはならないでしょう。ビジネスモデルの鍵となる直営店経営はリスクも大きく、簡単に真似出来ると思えません。
例え真似したとしても、既に世界展開を大部分進めたスタバの優位に対抗出来ないと思っています(スターバックスの看板にあるブランド価値はどのくらいなんでしょうか)。
リーマンショック時には相次ぐ閉店
スタバは不祥事の切り抜け方が上手なので、あまり心配していません。これ、たまたまニュースで見かけて凄いなと思いました。
参考米スタバが見せた神対応 システム障害を逆手にイメージアップ
一方でリーマンショック時のニュースを探してみると、やはり消費不況には逆らえないようです。第三の場所は必需品というよりは奢侈品という扱いでしょうから、不景気には財布の紐が締まります。
コーヒー豆価格の変動リスク
悪天候や主要出荷国の政局悪化等の理由でコーヒー豆が高騰する可能性はあるかもしれません。
一応、コーヒーの生産国ランキングはブラジルが圧倒的1位、ベトナム、インドネシア、コロンビア、エチオピアと続きます。
ブラジルは現状やや政局不安だったり、エチオピアはモノカルチャー経済なので少しだけリスクがある気がします。
まあ長期価格推移で見てさほど変動していないので、大丈夫と思いますけどね。
新CEOの手腕
18年には30年トップを務めたハワード・シュルツの後を継いで、ケビン・ジョンソンが新しいCEOとして任命されました。
シュルツは当時11店舗しかなかったスターバックスを世界的なブランドに築き上げた名経営者です。
参考スターバックスのケビン・ジョンソン新CEOが語る「前任者」と「将来の指針」
圧倒的なカリスマ経営者の後任が低迷するのはよくある話。例えばアップル(スティーブ・ジョブズ→ティム・クック)はiphone以降イノベーションを起こせていませんね。
似たような話はアマゾン(ジェフ・ベゾス)やオラクル(ラリー・エリソン)でもしました。
優れた経営者というのは企業を超一流に押し上げる最後のピースであり、個人的には最も重要視したい項目です。一方で定量的な評価をする手段に乏しく、最も予見出来ない部分でもあると思います。
いつか飽きが来る?
よく読むと賞賛されるはずの内容ですが、それだけスタバが強かったということですね。米国の若者(平均16歳)が選ぶお気に入りチェーン店ランキングです。
参考米国の若者が「スタバ」に飽きて「チックフィレイ」を選ぶ理由
スタバは7年連続首位でしたが、今年はチックフィレイ(フライドチキンのチェーン店)が高収入家庭の間でトップタイになったという内容です(平均収入家庭の間ではスタバがダントツ首位)。
スターバックス(SBUX)の財務分析
PL
このところ絶好調で、売上は年々2桁成長で勢い良く伸びています。当初はほとんど黒字がなかったものの、最近は客単価が向上して利益も確保出来るようになり、ますます死角がなくなりました。
上で見たようにコーヒーは利益率が高く、外食・直営店経営ということを考えても、平均15%に迫る営業利益率は非常に高いと思います。市場平均は12%くらいなので、外食小売産業で超えているのは本当に一握りです。
それだけにコロナショックでの急ブレーキは痛いところですね。
13年に悪化したのはクラフト・ハインツ(当時モンデリーズ・インターナショナル)へ27億ドルの賠償金支払いがあったためです。和解しているので一時的要因です。
参考<米国株情報>米スターバックス、クラフトに2700億円の損害賠償金支払いへ
一方で買収されたスターバックスジャパンは債務超過だそうで。こっちも絶好調で営業利益は過去最高を更新していますが、本社還元を強化させられているようですね。
ライセンス権利を盾にロイヤリティフィーを獲得出来る本社と、構造上支払い続ける子会社というのはマクドナルドでも同じです。
スターバックスジャパンは上場廃止したため投資出来ませんが、マクドナルドについてはビジネス構造的に優位な米国本社MCDに投資したいものです。
BS
と言っていたら本社のほうも債務超過でした^^;
理由は株主還元を継続したためだそうです。このあたりは流石米国企業と言うべきか。
前年まではバランスシート上での自己資本比率はほぼ40%超えで推移していましたし、固定負債を上回っていて、安全性は非常に高かったです。
CF
こちらもコロナ影響でFCFがほぼゼロになっています。
利益が残るようになってきてからはキャッシュフローにも余裕が出てきましたので、戻れば余力は十分です。
株主還元指標
20年度は債務超過でも株主還元したことで還元性向が1を超えていますが、通常は配当還元30%程度と小さめです。
当面は事業拡大路線ですし、投資家としてもそっちにお金を使ってほしいですね。
直近配当利回り:1.68%
スターバックス(SBUX)の株価、チャート分析
とりあえずリアルタイムチャートのリンク置いておきます。
過去の最高値、最安値
09年の不況後の復活と上昇トレンドは、グランビルの法則の教科書のような動きです。しっかり押し目押し目つけて上がってきている様子が見えます。
15年~18年は50~60ドルで停滞していましたが、そこを抜けてから勢いよく上昇し、19年には100ドルの壁に到達。
- 最高値:105.9ドル(現在)
- 最安値(リーマンショック後):3.96ドル(2009年)
その後コロナショックで4割近くと大幅に落ち込みましたが、直近高値抜いてついに100ドルの大台を突破。次のポイントが見えませんね……。
今後の値動き予測
5年チャート
19年に大きく上抜けして、コロナで戻ったときにもサポートラインとなった60ドルの壁+50ドルの壁が下支え。ここは結構j固そうです。
100ドル抜けたとはいえ騙しの可能性もあり、安定しない動きになりそうです。
1年チャート
ずっと陽線連続の上昇トレンドで勢いが感じられます。節目の100ドルを突破したので、このまま上に行くというよりは踊り場になりそうですが。
景気悪くならないと戻ってきてくれそうにありませんが、リーマンショック前の高値20ドルあたりまで落ちる日は来るのだろうか。
スターバックス(SBUX)の投資戦略
まとめ。
- 第三の場所という新しいコンセプトを軸に展開し、コーヒーチェーンでも敵なし。とはいえコロナ影響が大きく、直近決算は前年同期比マイナスが続く。
- フードビジネス、お茶やジュース等のコーヒー以外の売上も増加。またモバイルオーダやピックアップストアも増やしている。
- 過去、リーマンショックの不況時には店舗閉鎖も目立ったため、景気変動影響が大きい事業か。
- チャート上ではコロナショック後に典型的な上昇トレンドを描き、最高値更新中。
回答
私もしょっちゅうお世話になっていたので、企業価値を理解しやすい銘柄です。最近は外出しなさすぎて1年以上行ってませんが……。
第三の場所というコンセプト、ブランド価値というワイドモートなど、素晴らしいビジネスモデルとだと思うんですけど、コロナ影響が読めない上に株価も高いところまで行かれてしまった感じですね。
どうも景気変動の影響を受けるビジネスなので、不況で少しでも落ちてきた時に拾えるのが理想ですが、戻ってきても高めのラインで留まるような気もします。
動画再掲
関連記事です。
記事中でも触れた米国株マクドナルド(MCD)の銘柄分析です。連続増配銘柄の配当王でもあります。
私は成熟市場でも独特のビジネスモデルでワイドモートを築く会社が好きです。小売業も過当競争の業界ですが、コストコのように異彩を放つ会社もあります。
カリスマ経営者は重要な要素ながら定量的評価が難しいという非常に厄介な変数です。これを考察してみた記事です。
これまで調査してきた米国株の個別銘柄記事リストをまとめました! 企業名クリックで各詳細記事に飛ぶことが出来ます。
企業名 (リンク先は分析記事) | ティッカー | 業種区分 | 主力事業、ブランド |
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ジョンソン・エンド・ジョンソン | JNJ | ヘルスケア | 医薬品(ステラーラ)、バンドエイド他 |
メドトロニック | MDT | ヘルスケア | 医療機器(ペースメーカー他) |
アボット・ラボラトリーズ | ABT/ABBV | ヘルスケア | 栄養補助食品、医薬品(ヒュミラ他) |
ブリストル・マイヤーズ・スクイブ | BMY | ヘルスケア | 医薬品(オプジーボ他) |
ファイザー | PFE | ヘルスケア | 医薬品(プレブナー、リリカ他) |
メルク | MRK | ヘルスケア | 医薬品(キイトルーダ他) |
ギリアド・サイエンシズ | GILD | ヘルスケア | 医薬品(ハーボニー他) |
CVS ヘルス | CVS | ヘルスケア | 薬局、PBM |
ユナイテッド・ヘルス | UNH | ヘルスケア | 医療保険、PBM |
P&G | PG | 生活必需品 | ビューティー(パンテーン、SK-II)他 |
ユニリーバ | UL | 生活必需品 | パーソナルケア(Dove、LUX) |
コルゲート・パーモリーブ | CL | 生活必需品 | オーラルケア(歯磨き) |
コカ・コーラ | KO | 生活必需品 | コカ・コーラ |
ペプシコ | PEP | 生活必需品 | ペプシ・コーラ |
ゼネラル・ミルズ | GIS | 生活必需品 | ハーゲンダッツ |
クラフト・ハインツ | KHC | 生活必需品 | チーズ、ケチャップ |
マコーミック | MKC | 生活必需品 | スパイス |
ホーメルフーズ | HRL | 生活必需品 | SPAM |
マクドナルド | MCD | 生活必需品 | マクドナルド |
スターバックス | SBUX | 生活必需品 | スターバックス(スタバ) |
ウォルマート・ストアーズ | WMT | 生活必需品 | 大型店舗小売 |
コストコ・ホールセール | COST | 生活必需品 | 会員制小売 |
ホーム・デポ | HD | 生活必需品 | DIY小売 |
フィリップ・モリス | PM | 生活必需品 | たばこ(マルボロ) |
アルトリア・グループ | MO | 生活必需品 | たばこ(マルボロ) |
レイノルズ・アメリカン | RAI/BTI | 生活必需品 | たばこ |
アンハイザー・ブッシュ・インベブ | BUD | 生活必需品 | バドワイザー |
ナイキ | NKE | 生活必需品 | スニーカー(ナイキ・エア) |
ギャップ | GPS | 生活必需品 | GAP、オールドネイビー |
エクソン・モービル | XOM | エネルギー | 石油メジャー |
シェブロン | CVX | エネルギー | 石油メジャー |
ロイヤル・ダッチ・シェル | RDS.B | エネルギー | 石油メジャー |
ボーイング | BA | 資本財 | B787ドリームライナー |
ロッキード・マーティン | LMT | 資本財 | ステルス戦闘機F-35 |
ユナイテッド・テクノロジーズ | UTX | 資本財 | 航空機エンジン、エレベーター |
キャタピラー | CAT | 資本財 | 建設機械(油圧ショベル他) |
ゼネラル・エレクトリック | GE | 資本財 | 照明、航空機エンジン |
テスラ | TSLA | 自動車 | 電気自動車(EV) |
スリーエム | MMM | 素材 | ポストイット |
デューク・エナジー | DUK | 公共 | 電力、ガス |