ミステリー小説のトリックをどうやって作るか ズラす技術

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次回作はミステリーにしようと思うんですよね。

ただ、書こうとしたとき果たして自分に奇抜なトリックが作れるかな、というところが不安で、作り方を色々と調べてみることにしました。

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そもそもミステリの「謎」は三種類

  • フーダニット(Who done it):犯人
  • ハウダニット(How done it):トリック
  • ホワイダニット(Why done it):動機

基本的過ぎるところらしいですが、今更知りました。下に行くほど進化して、ただの犯人当てから人間関係を描く「物語」になっていきます。とりあえず今回はハウダニットを考えてみましょう。

手品のようにズラすことで謎を成り立たせる

こちらの方が大変ためになる説明をしてくれています。

あっと言わせるトリックで読者を驚かせたいのは山々なのですが、古今東西のミステリはあらゆるトリックを使い尽くしてしまっており、残念ながら驚いてくれません。

むしろ、トリックの演出――一つのアイデアで謎が一気に解けていく、物語の流れのほうが重要になりそうです。平凡なトリックこそ見せ方で巧拙が出てくるのです。

上手く読者を騙すために必要なこと、これが種と謎をズラすことなのです。

密室トリックで驚かせたいなら「どうやって密室に侵入したか」を話の軸にしてはいけない

矛盾しているようですが、つまりこういうことです。

ダメ:事件は完全な密室で行われていて、どうやって侵入したのかが分からない。侵入方法が明らかになり、侵入可能な唯一の人物が犯人である(これでは裏表になってしまっていて、トリックを解く=全て解決するの単純構造になる)。

オッケー:ある前提から犯人は完璧なアリバイがある。そして別の人間は密室に侵入可能な方法を持っていて、疑惑が膨らんでいく。別の人間には動機もあるように思われ、焦点はすっかり「犯行の方法はなにか?」に移る。そこで前提が覆され、本来の犯人が全ての条件を満たした唯一の人物となり、見事推理的中(前提をひっくり返すところでそれまで張っていた伏線を回収し、人間ドラマを一気に進めることが出来るので、爽快感があります)。

謎の派生から生まれる謎を軸にする

一つ解けると全部解ける! をやるためにはそれぞれの謎が有機的に繋がっている必要があります。難しく考えなくても、大元の謎を中心にいくつかの小さな謎を派生させることで、自然と繋がります。

そして派生した謎を軸に置いてしまうのです。これで隠したい本命トリックとつかず離れずの距離で物語を進められます。

探偵側の視点を操作する

謎が出てきて終わる投げっぱなしミステリはありません。物語には必ず探偵役が出てきて、解決に奔走します。探偵の視点というものも重要になってくると同時に、視点を誘導することが出来ます。

ホワイダニットを絡めて別の人物に焦点が行くように

派生した謎から別の人物に疑いが行くように仕込みます。最後は、明らかに怪しい人物だけど、実は別の理由があってこんなことしていたんです、みたいな感じで締める。伏線回収にもなるので使いやすそうです。

消去法的な推理で種を消す

単純な例で言えば、本当は外部犯だけど種に気づかないと内部犯以外あり得ないと思えるような状況設定の場合、まず最初に犯人候補が絞られてしまいますよね。これで種を隠して視界から消してしまいます。

常識を前提に置く

ひっくり返す元になる前提が無意識的な常識であればあるほど、探偵の視点から違和感なく素通りさせることが出来ます。小説における探偵は、あれもこれも疑っていくキャラよりも適度に常識人の方が向いているのかもしれません。

肝心のトリックは切り口を工夫する

切り口を変えて、少しでも違いのあるトリックにしてみましょう。

こういうアイデアを考えるときは、アイデア発想法を活かしたほうがいいです。人の頭が活発に働くように補佐してくれます。アイデアは降って湧いてくるものではなく、いくつかのとっかかりを組み合わせて作っていくものです。

オズボーンのチェックリスト

以下のチェックリストに沿ってアイデアを見なおしてみると、驚くほど色々浮かんできます。

  • 転用:他に利用法はないか?
  • 応用:他の分野、他商品からアイデアを借りられないか? 応用はできないか?
  • 変更:色、形などを変えてみたらどうか?
  • 拡大:数、サイズ、回数、範囲を増やして(大きく)みたらどうか?
  • 縮小:数、サイズ、回数、範囲を減らして(小さくして)みたらどうか?
  • 代用:なにか他のものでは代用できないか?
  • 置換:順番、時間、方法、レイアウト等を入れ替えて考えてみるとどうなるか?
  • 逆転:上下左右、プラスマイナス、やり方、役割等を逆転させてみるとどうなるか?
  • 結合:組み合わせてみたらどうなるか?

SCAMPER法

SCAMPERのリストという48の質問項目が載ったリストをダウンロードして、それに答えていくだけです。オズボーンのチェックリストと似てるかな。

マンダラート、マインドマップ

超有名ですよね。今度アイデア発想法として記事書こうと思います。

……と、やっているうちにいいアイデアを思いつきました!!

時間もないのでちょっとプロット書いてみましょう。今回はここまでにします。

ミステリー小説のトリックをどうやって作るか ズラす技術
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