【米国株】エヌビディア(NVIDIA:NVDA)の銘柄分析

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今回はエヌビディア(NVIDIA:NVDA)のファンダメンタル、チャート分析をやっていきたいと思います。

半導体業界のライバルとしてインテルとクアルコムの記事を既に書いていますので、合わせてどうぞ!

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この会社に限っては「エヌビディア」って書くよりも「NVIDIA」表記の方が良いかもしれないと思いつつ。

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エヌビディア(NVDA)の事業内容

ビジネスを3Cで分解してみましょう。

事業内訳

エヌビディアは特にGPUに強い半導体メーカーで、私も自作PCなので名前は知っていました(自作のくせにグラボ乗ってない^^;)。

PCゲームやる人ならGeForceシリーズなんかお馴染みだと思います。これはGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)と言います。CPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)との違いはその名の通りグラフィックの処理ですね。CPU処理が直列に対して、GPUは並列処理できるので、データの大きい映像処理などに向いているのです。

エヌビディアの成長分野=AI

で、GPUの半導体が今なぜ注目されているかというと、人工知能向けのプロセッサとして有用だと言われているからです。CPUより10倍くらい性能が高いんですね。人間の脳を模したニューロンの電気信号のようなディープラーニングを行うには、何十億という信号の並列処理が必要になりますので、GPUの出番ということです。

「ゲーミングから AI コンピューティングへ」というのがエヌビディアの方向性です。まあゲーミング市場も引き続き重要成長市場と位置づけてはいますが。

(出典:NVIDIA プレゼンテーション)

そういえば任天堂Switchに独占供給してたりもするんですよね。スイッチはポケモン出たら買いますよ。

エヌビディアの決算書を見る

順序が逆になりましたが、最新決算を見てみましょう。

内訳を見ると9割がGPU、1割がTegra。さらにGPUの内訳で見ると6割以上がゲームになります。

(出典:NVIDIA)

日本にはソニーも任天堂もいるのであれですが、世界的にはゲームは大人の遊びで、財力に物を言わせて快適なゲーミングPCを作るものです。

そしてゲーミングPCは近年のYoutubeなどでの配信環境整備もあって成長マーケットになります。Eスポーツとかもてはやされていますよね。私の椅子はEスポーツの公式でも採用されているやつです。座りやすいですよ。

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その他、アニュアルレポートから情報を引き抜くと好調なビジネス状況であることが分かります。

  • 売上31%増(直近決算では売上55%増)
  • 内訳としてはゲーミング35%増、データセンター121%増、自動車58%増

競合

インテル、クアルコムの記事は書きました。そのうちソフトバンクと一緒にARMの記事も書く予定です。

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彼らとの住み分けというか、エヌビディアの強みはGPUという高性能プロセッサとはっきりしていますよね。むしろGPUという市場のライバルはAMDになります。

3社が注力している自動車用チップについて加筆すると、エヌビディアはアウディ、テスラといった数多くの自動車メーカーと連携が進んでいます。

(出典:ITPro)

クアルコムが同分野トップのNXPを買収しているのでインテルよりやや進んだ2番手ってイメージですかね。

そうそう、エヌビディアの事業形態はインテルよりもクアルコムに近いファブレスメーカーです。ファウンダリは相変わらず東アジアにあります。

市場

インテルの記事で書いてしまったので割愛します。でもゲーム市場はもう一回まとめておきたい。ゲームとか外食株は上手く当たれば大成功のバイオと同じですからね。

リスク要素

AI市場でのエヌビディアの役割

(分かってないで変なこと書いてたらごめんなさい)

リスクというか、エヌビディアが過大評価されていないかちょっと心配ですかね。AIが社会に大きなインパクトを与える、これは分かります。じゃあAIがどういう形で提供されるかというと、クラウド経由したデジタルサービスモデルになると思います。

エヌビディアがGPUを売る相手はグーグルやIBMになりますが、AIサービスを売って儲かるのはグーグルやIBMになります。分かりやすいハードビジネスだと儲からないような気がします(例えばARMのCPUは一般消費者向けに小型化&低価格化させていて、IoTでたくさん売れてたくさんお金が入るって筋書きだったら分かるけど、これはハードを売る相手が少ないということが言いたい)。

AIビジネスとして収益を狙うならやっぱりプラットフォームに食い込まないといけませんね。

エヌビディア(NVDA)の財務分析

PL

案外安定しない売上推移をしてきましたが、ここにきて利益率とともに急上昇しています。

効率性指標はあまり良い数字ではありませんが、こちらも最後のところで急激に良くなっています。今後数年もこの高水準が続いたらすごいことですよ。

BS

現金が非常に多く、自己資本もかなり多いほうです。かなり安定したバランスシートに見えます。ファブレスメーカーだから設備投資は少ないですね。

CF

全部同じですが最後で帳尻を合わせるているのですが、そもそも投資が少ないことからキャッシュは潤沢にあります。

株主還元指標

エヌビディアは成長企業であり、配当や自社株買いで還元するほうではありません。当面は低水準が続くと思われます。

それでも今の凄まじく高い株価を見ると、投資家には十分返していると思います。

エヌビディア(NVDA)のチャート分析

とりあえずリアルタイムチャートのリンク置いておきます。

エヌビディア(NVDA)-Yahoo!ファイナンス

過去の最高値、最安値

値が飛びすぎです。この規模の会社が成長率30%って中々のものですが、ちょっと手が出せるチャートじゃないですね。

  • 最高値:120.92(17年2月)
  • 最安値?:2.4ドル(2年11月)

ずーっと持ってたら50倍になってたと。すごい。こういうのがあるから低位株テーマ株宝探しはやめられませんね。

まあこの株価水準を維持できるかというとPERでも100倍以上、まず実態が追いついてないので無理です。チキンレースみたいにジリジリ上げている中で、どっかでフリーフォールするだろうなと思います。

今後の値動き予測

5年チャート

16年後半から大ブレイクしました。頭垂れてきていますし、2月の好決算の後でも上昇するパワーは残っていなかったので、上値は重たくなってきているかなと。

なんでもかんでもそう言ってる気がしますが、私は抵抗ラインが明確に見えない投資が苦手なので仕方ないですね。ちなみに私は機会損失という考え方もあんまりしません。言っている間にも上がっていくのですから機会損失が発生しているんですが、一方でドローダウンリスクも押さえられているのでバーターだと思っています。

ドローダウンをほぼ気にしないで済む=永久投資銘柄あるいはETFやインデックスファンドには機会損失がないよう定期投資をしましょう。

エヌビディア(NVDA)の投資戦略

まとめるほどの内容でもなかったですが。

  • GPUに強みがあり、現時点での用途はゲーム用が過半数を占めるが将来はAIに活用出来ることが期待されている
  • 直近の決算がかなり良かったものの、株価は天井で上値が非常に重たい

回答

株が上がるのは業績が良い株じゃなくて期待値との差が大きい株ということで、せっかくの好決算も株価上昇で報いることが難しくなってきているエヌビディア。

特に次世代AI用GPUにおいては他社を一歩も二歩もリードしていますので、このままAI産業のコア企業になることが出来れば、少し波のあった業績も安定する未来が見えてきます。

半導体業界はM&Aによる再編が活発なので、直近のキャッシュは買収に使われるかと思いますが、将来は潤沢なキャッシュを増配の形で返すようになるかもしれません(今でも微妙な水準でキャッシュ還元しているのですが)。


そんなことよりスイッチ買ってゼルダやりたい。

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