ガチ記事投下しまっす(^^)/
今回はウォルト・ディズニー(DIS)のファンダメンタル、チャート分析をやっていきたいと思います。
米国個別株の分析は結構久しぶりに感じますが、既に60銘柄以上分析してきてそろそろ有名な株が減ってきていているのです。情報の少ない小型株を狙うのも辛いしね。
まあ決算チェックしたり、新しいビジネスを見てみたりとか色々と記事ネタは尽きそうにありません。でもやっぱり新しく書き起こすときの方が面白いですかね。
そして権利関係が怖いためアイキャッチはディズニーと無関係の画像ですw
目次(クリックで飛びます)
ウォルト・ディズニー(DIS)の事業内容
ビジネスを3Cで分解してみましょう。
事業内訳
ディズニーが有名なのはもちろんディズニーランドですが、テーマパークの収益は全体の1/4です。
事業内訳としてはメディア・コンテンツ事業のコングロマリットと言ったほうがよさそうな内容。セグメント毎のグラフ資料がなかったので、アニュアルレポートからそのまま引用。
それぞれの事業を簡単に見ておきましょう。ディズニーのHPには分かりやすくロゴ付きで色々載っていますが、やっぱり権利関係が怖いのでリンクだけ貼っときます。
- Media Networks:ディズニー・チャンネル、ABC、ESPNといった有名なチャンネルを多数有しており、ディズニーの最多セグメントになっています。売上、利益ともにセグメントの中で最も大きな割合を有していて、ディズニーのビジネスにおいて最も重要なキャッシュポイントであると分かります。
- Parks and Resorts:ディズニーランドシリーズのテーマパークです。パリや上海、香港のディズニーテーマパークも含まれます。固定資産や運営費が響いて利益率は低いものの、ディズニーの世界に対するロイヤリティを深めるために不可欠のセグメントです。
- Studio Entertainment:ウォルト・ディズニー、ピクサー、マーベルスタジオなどの映画関連事業で、ディズニービジネスのスタートポイント。自社のヒット作も多いですが、わりと買収でもコンテンツを集めて強化しています。「アナ雪」「スター・ウォーズ」など。
- Consumer Products and Interactive Media:キャラクターIPのグッズ販売、本やゲーム、DVD(メディア)といった商品による収益です。
どれもコンシューマ向けのコンテンツビジネスなので、事業内容はイメージしやすいと思います。事業毎の特徴は競合分析のほうにまとめました。
事業割合の多くを占める放送事業が米国でしかやっていないので、地域別売上高では8割近くが米国内売上の内需型企業になります。テーマパーク運営もパリや香港は直営ですが、日本はライセンス契約を結んだオリエンタルランドが運営していますね(ワールドリゾートの投資と重なったために直営を断念)。
余談ですがオリエンタルランドはウォルト・ディズニーに毎年ロイヤリティを支払っています。米国マクドナルドと日本マクドナルド、米国ヤフーと日本ヤフーみたいな関係で、基本利益を搾取される側という構造です。
また、4事業の長期成長推移がありました。成長度合いでも放送事業が一番ですね。利益率も放送が最も高いので、ネットフリックスやアマゾン等のストリーミング配信に押され気味な現状が気がかり。
ビジネスサイクル
以前スター・ウォーズのビジネスサイクルについて書いたことがありましたが、ディズニーはスター・ウォーズも買収していますので、同じ洗練されたビジネスモデルを有しています。要するにこう。
映画事業:映画・コンテンツを創る(広告宣伝はほとんどしていない)
↓
放送事業:TVシリーズ放映、DVD販売、ライセンス契約で世界展開、イベント等で認知度さらにアップ
↓
テーマパーク事業:「夢の国」ディズニー・テーマパークにアトラクションを登場させ、一層ファンになってもらう
↓
コンシューマプロダクト事業:ブランド化、知財化したコンテンツによって、登場キャラクターのグッズ販売やライセンス契約で収入で収入を得る。
うーん無駄がない。
コンテンツ自体が無料のものという意識が根付きつつある昨今、ディズニーのビジネスモデルは今一度参考にすべきところが大いにあると思います。
キャラクタービジネスが儲かる、これは私の大好きな任天堂が終わったと言われながら復活しつつある最大の要因だと思います。
上で見ているように、強力なIPを持っていると、グッズ販売とかイベントとかコマーシャルのラインセンスとか色々と収益に繋げやすく、キャッシュポイントが容易に作り出せるようになります。
ポケモンGOは最たる例で、任天堂が20年温めてきたキャラクターをスマホのAR機能を通じてリアル世界に呼び出すという、まあそりゃ世界中で大流行するわってネタでした。
で、ここのポイントはもう一つあって、それが技術発展だと思っています。
技術は「世界観」を構築する上で違和感を消すものです。ドット絵をリアルと認識する人はいませんでしたが、今の3DCGで描写されたグラフィックは、ともすると現実と錯覚するほどリアルですよね。
ディズニーは3D映画に代表されるように、先進技術を映画やテーマパークに応用して、独特の世界観に対して没入感を深めています。
没入感というキーワードなら、VRへの投資がこれから進める(あるいはすでに進めている?)かもしれませんね。
また、以前以下の記事でコンテンツビジネスについて熱く(?)語ったのですが、米国のコンテンツビジネス現場はまさに世界の最先端です。
例えばピクサーのコンテンツ制作はCGによって属人化と非効率性を極力排除し、汎用的な技術を有効活用しています。職人的なアニメーター技術で制作する日本最高峰のスタジオジブリですら正規雇用が維持できないのに対して、ピクサーのアニメーターは正規雇用で待遇も良いそうで。
米国ではコンテンツ制作者の給料は年々右肩上がりで、ビッグデータを活用して「よりヒット作を生み出せるクリエイター」へお金を投じる環境が出来ています。
せっかく日本には漫画やアニメという文化があるのに、未だにコンテンツ配信者が搾取を続ける状況では先が望めません。誰か風穴を開けるプレイヤーが出て来るのでしょうか。
競合
テーマパーク
単純にテーマパークとして見ればこのように敵なし。入場者も収益も文字通り桁違いです。
ワンデーパスポート(1日チケット代)が大人7,400円という高さなのに、年間1億人が来場するって……改めてとんでもないですね。
2位の英国マーリンエンターテイメントは水族館やレゴランドを傘下に持っていて、運営する施設数は100に迫ります。レゴランドは最近日本にも来ましたね。ここの集客力もすごいと思うんですが、ディズニーはその2倍以上なんですよね。
日本で言えば復活したUSJやレゴランド、カジノ施設にVRテーマパークなど面白そうな施設がたくさん作られていますが、やはりディズニーの格に対抗出来るところは見当たりません。
ちなみに、テーマパーク収入を因数分解すると来場客×単価(パスポート)になります。ディズニーは強力なロイヤリティ故にワンデーパスポートを値上げしても来場客数が落ちず、そのまま収益を拡大してきました。
日本の話だけど、東京ディズニーランドのワンデーパスポートは1983年に3,900円だったのが現在7,400円。この強気な価格設定出来るのはやっぱディズニーの力でしょ。
で、ディズニー本体のテーマパーク売上はほとんど米国内4テーマパークの収益に偏っているみたいです。海外は直営が少なく、オリエンタルランドみたいなライセンス契約中心なんですね。
キャラクターIP
世界人気キャラクター一覧(ここでは所有度のランキング)は矢野経済研究所が毎年「キャラクタービジネス年鑑」でまとめています。やはりというか、1、2位がディズニーキャラクターでした。
国内の調査データはこっちがいいと思います。データ総数は1200なので信用度は十分です。
色々なキャラクターがごちゃ混ぜに入っていますが、ディズニーキャラクターも複数ランクインしています(14年のデータで、アナ雪は27位でした)。ディズニーが目を引くのは、赤丸が付いている好感度が高いことの方かもしれません。
また、ギネスが出しているランキングで見ると、日本のゲームキャラクターはとても強いです。1位マリオ、2位リンク、4位ソリッド・スネーク……。
参考マリオが世界最高のゲームキャラクターに。あのギネス世界記録が,ゲームキャラクターのTop 50を認定
日本政府はクールジャパンと称して、海外発信の取り組みを強化しています。
あとはライセンス契約モデル。日本は知財権の自覚が薄いことが課題だと思っていますが、せっかく強いIPがあるんだからライセンスモデルで稼いでもいいわけですよね。
その点ハローキティで有名なサンリオは上手いと思います。
参考日本におけるキャラクター・ ライセンス・ビジネスに関する考察
そろそろDISと関係ないので、この辺にしておきましょうか。笑
放送チャンネル
ディズニー・チャンネルやABC、ESPNといった放送チャンネルを有しています。日本だとイメージしにくいかもしれませんが、地上波三大テレビ局のABC、スポーツチャンネルのESPNは聞いたことがある人が多いかも。
同じケーブルテレビ局の競合としてはタイム・ワーナー(AT&Tが買収見込み)、コムキャスト、CBSなど。
収益の内訳で最多を占めるのは加入者の月額料金(Affiliate fees)ですね。伸び率に寄与しているのはESPNの加入者増です。
→契約レートが上がったことだそうです。アニュアルレポートの説明文読み飛ばしてました。
上で長期業績推移を出しましたが、放送部門は長らく安定していました。それもそのはず、米国のテレビ契約事情は日本と大きく異なっており、ケーブルテレビ契約をしないとテレビ自体ほとんど見ることが出来ないのです(衛星放送含め、加入世帯は全米の9割です)。日本のCATV最大手のJ:COMとは色々違います。
不景気になったからNHKを解約する人はほとんどいませんよね(そういう人は最初から契約してない笑)。だから常に右肩上がりで成長して来ましたし、そういう不便がネットフリックスを始めとするストリーミング配信事業者の市場破壊を促した面もあります。
そしたら今度はネットフリックス買収の噂が出てきています。やっぱディズニーは基本買収で考える企業。
参考<米国株情報>米ウォルトディズニー、米ネットフリックス買収を検討中との噂広がる
ちなみにディズニーは一部コンテンツをネットフリックスでも販売していて、16年以降は実写やアニメの新作をネットフリックス独占販売可能な契約を結びました。
追記:ディズニーとの配信契約が18年末までで解除されるようです。ちょっと記事を書いてみました。
映画
映画は世界で成長を続けており、特に近年は中国の成長が目覚ましいそうです。
参考日本、北米、中国の3地域、2016年映画興行市場いずれも過去最高に
インドもすごいらしい。
ただ、映画コンテンツにとどまる他社と、テーマパーク化やグッズ販売でパッケージにしてしまうディズニーは本質的な競合ではないと思います。
話題作という意味では毎年注目の取り合いになるでしょうけども、新興国で人気の映画が出て来るということは映画館が増えるということで、ディズニーにとってはビジネスチャンスにもなりますよね。
セグメントの内訳を見ると、映画やTVでのコンテンツ配給で稼いでいます。急成長に見えるのはスター・ウォーズを15年に買収したためですね。
市場
コンテンツビジネス
前に下の記事でまとめていますが、コンテンツビジネスは世界的にも今後の成長が期待される領域です。
特にアジア市場の成長が大きいということですね。コンテンツ消費というのは娯楽なので、可処分所得が上がって来ると生活に余裕が出てきて、消費に回っていきます。
映像コンテンツは複製コストが低く、元のコンテンツを作ってしまえばコストはそれ以上かからないので、あとは視聴者が多いほど利益が増えていくものです(DVD販売など)。
最近はなんでも無料の流れが出来ていますが、ディズニーのような稼げるコンテンツと、全く稼げないコンテンツの二極化になるんじゃないでしょうか。
また日本の話ですが、関連コンテンツ市場としてはおもちゃ類が半数を占めていました。一人あたり年間18000円程度のキャラクターコンテンツを消費している計算で、結構すごいと思いました。
テーマパークは景気変動の影響を吹き飛ばす(?)
米国のテーマパーク市場規模は12年データで140億ドル、日本は82億ドル、欧州は53億ドルでした。なお、米国、日本がテーマパーク市場1、2位です。
年間500万人を超える入場者数を誇る大型テーマパークは世界に19しかなく、そのうち10施設がディズニー関連施設という一強ぶり。
普通のテーマパークは娯楽産業なので、不景気で財布の紐が締まると第一に削られてしまう出費のはず。グッズ販売も一緒。
……と思ったんですが、でも日本の例だと減ってないんですよ。リーマンショックどこって感じなんですけど。米国ディズニーランドの来場者推移がどこかにないでしょうか。
DISは2010年決算で赤字だったので、もしかすると米国では来場者が減ったのかもしれません。放送部門は安定していたので、固定費のかかるテーマパークが悪化したと推測。
最新年度はUSJの伸び率に比べて若干減少傾向にあるのですが、ディズニー側としてもキャパシティの限界を認めていますし、ワンデーパスも値上げしてちょうどいい水準なのかもしれません。
レジャー(余暇の時間、お金の使い道)
休日も時間も足りない中でやり繰りするのですから、ディズニーの競合は余暇にやること全てとも言えます。
ということで、また日本のデータになってしまうのですが、余暇の行動傾向をレジャー白書から抜粋します。
日本の余暇市場規模は72兆円、国内旅行人気は圧倒的です。テーマパークも伸びているコメントがありますが、どうも出てきていませんね。
昔に比べると支出も減っている傾向が見て取れます。やっぱお金のかからない遊びが増えたんでしょうね。給料右肩下がりだもんね。
でも最後の資料がちょっと意外なデータですが、親の余暇が減った場合のほうが子供と遊園地に行くのだそうです(左側)。
リスク要素
ヒット作を生み出し続ける
ディズニーなんて毎年のように新作が大ヒットしているイメージしかないので問題ないと思いますが、ヒット作が続くというのは本来とても難しいことです。
任天堂が多くのキャッシュを貯め込んでいることは有名です。ゲームというのは当たりハズレが激しいから、ハズレが続いても経営が傾かないようにキャッシュを多く持っています。
1970年代のディズニーは、「古い」というイメージで不振に陥った過去があるようです。倒産の危機もあったんだとか。
今はディズニーも多くのキャッシュを保有し(下で見ます)、いざとなったら買収で補強出来るようになっています。ビッグデータでヒット作をある程度予見出来るようになってきていますし、このリスクは小さくなってきていると思います。
ケーブルテレビ加入者の減少傾向
現在の最重要キャッシュポイントであるケーブルテレビがヤバイ。どこに行ったのかというとネットフリックスとかHuluとかのストリーミング配信。
視聴時間は減少傾向ですし、長らくビジネスを支えてきた広告収入も頭打ち。主力ビジネスは曲がり角なのかもしれません。
リーマンショック後の赤字転落
下に財務諸表をグラフ化していますが、2010年~2011年は赤字転落していることに気づきます。
やはり景気連動型、娯楽産業の宿命から逃れられないのかもしれませんね。
ウォルト・ディズニー(DIS)の財務分析
PL
リーマンショック後は停滞していましたが、最近また復活しています。売上、利益、EPS全てきれいな上昇曲線を描いています。
上でも見ましたが、ピクサーやマーベルといった有力コンテンツは買収によって追加されたもので、ディズニーブランドとしてのビジネスサイクルに組み込んで利益を生んでいます。
このところは利益率も25%まで改善されており、そこそこ高い水準になっています。
むしろ強力なIPを有しているわりには低いと感じるかもしれませんが、コンテンツ制作費用や巨大テーマパークの運営費用が重くかかっているためです(セグメントの内訳から)。
BS
自己資本比率50%キープし、想像以上に安定感が高いです。固定資産が多いのはテーマパークの不動産と、のれん(Goodwill)ですね。のれんだけでも40%近くあります。
まあ、数字に出て来ないロイヤリティが強い会社です。安全性は何も心配ないかと。
CF
営業キャッシュの伸びは素晴らしいです。拡大傾向を続けているため投資も増えていますが、フリーキャッシュフローには十二分の余裕があります。
株主還元指標
成長株セクターに分類され、株価も高いために利回りは低めです。配当性向も平均20%程度と重視していませんね。
株価成長で株主還元をする企業なので、高い位置で買うのは戦略上宜しくないと言えます。
直近配当利回り:1.35%
ウォルト・ディズニー(DIS)の株価、チャート分析
とりあえずリアルタイムチャートのリンク置いておきます。
過去の最高値、最安値
まあ上がってますね。ダブルトップつけて直近安値86.25を割ったら下落トレンドに行きそうですが、DISの業績が右肩上がりのうちはただの押し目にしかならなさそうです。米国市場も思ったほど失速しないままですし。
- 最高値:122.08ドル(2015年9月)
- 最安値:15.14ドル(2009年4月)
リーマンショック後が最安値でした。実際その後利益を飛ばしているので仕方ないところですが、株価も景気連動型なんでしょうね。
今後の値動き予測
5年チャート
ここ2年くらいは株価も停滞しています。90ドル~120ドルあたりでヨコヨコ。
景気連動なので、最近の利上げに連動して経済が停滞してくると大きな調整が入るかも。まあ値上がり益狙いなのにこの水準で買うのはちょっと厳しいですかね。もう少し配当もらえると持ちやすいんですけども。
1年チャート
あまり方向感なしですが、トランプ就任を境にして上がっているように見えます。
ウォルト・ディズニー(DIS)の投資戦略
まとめときましょう。
- 世界最大のキャラクターコンテンツ群を有しており、映画、コンテンツ制作→放送→テーマパーク→グッズやライセンス収入というスキのないビジネスモデルを確立している。
- 多くのファンによる高い顧客ロイヤリティを実現し、非常に強い経営状態にある。
- 過去を見ると景気連動して業績が変化している。
- チャートは高値圏にあるが、ここ2年くらいは停滞気味。
回答
いくつかのデータがオリエンタルランドのものにすり替わっているのは、和波の英語データを探す能力が低いからです。
まあそれはさておき、個人的にとても好きな会社で、ビジネスモデルも洗礼されていると感じます。
「夢の国へ旅をする」ってビジネスコンセプトが最高ですよね。あの人気を見ると100年先も生き残ってて不思議じゃありません。
考察に書いたように、ちょっと株価が高くて手が出せないのですが、動向はウォッチしておきたいですね。
これまで調査してきた米国株の個別銘柄記事リストをまとめました! 企業名クリックで各詳細記事に飛ぶことが出来ます。
企業名 (リンク先は分析記事) | ティッカー | 業種区分 | 主力事業、ブランド |
---|---|---|---|
アマゾン | AMZN | IT | ネット小売、クラウド |
アルファベット/グーグル | GOOGL | IT | 広告(検索)、AI |
アップル | AAPL | IT | iphone |
マイクロソフト | MSFT | IT | OS、Office365 |
フェイスブック | FB | IT | 広告(SNS) |
IBM | IBM | IT | クラウド、AI |
インテル | INTC | IT | 半導体(PC、サーバ) |
クアルコム | QCOM | IT | 半導体(モバイル) |
エヌビディア | NVDA | IT | 半導体(GPU) |
オラクル | ORCL | IT | ソフトウェア(DB) |
オクタ | OKTA | IT | オクタ |
シスコ | CSCO | IT | ネットワーク機器 |
アリババ・グループ | BABA | IT | タオバオ、Tmall、アリペイ |
テンセント | HKG00700 | IT | テンセント |
バイドゥ | BIDU | IT | 百度 |
ビザ | V | 金融 | 決済インフラ |
マスターカード | MA | 金融 | 決済インフラ |
アメリカン・エキスプレス | AXP | 金融 | 決済インフラ |
スタンダード&プアーズ | SPGI | 金融 | 格付け機関 |
ムーディーズ | MCO | 金融 | 格付け機関 |
ブラックロック | BLK | 金融 | 運用会社 |
ウェルズ・ファーゴ | WFC | 金融 | 商業銀行 |
JPモルガン・チェース | JPM | 金融 | 商業銀行、投資銀行 |
シティグループ | C | 金融 | 商業銀行、投資銀行 |
ウエストパック銀行 | WBK | 金融 | オーストラリア銀行 |
バークシャー・ハサウェイ | BRK.B | 金融 | バークシャー |
AT&T | T | 通信 | モバイル通信 |
ベライゾン・コミュニケーションズ | VZ | 通信 | モバイル通信 |
ネットフリックス | NFLX | 通信 | 動画配信サービス |
ウォルト・ディズニー | DIS | 通信 | ディズニー、ESPN |
ジョンソン・エンド・ジョンソン | JNJ | ヘルスケア | 医薬品(ステラーラ)、バンドエイド他 |
メドトロニック | MDT | ヘルスケア | 医療機器(ペースメーカー他) |
アボット・ラボラトリーズ | ABT/ABBV | ヘルスケア | 栄養補助食品、医薬品(ヒュミラ他) |
ブリストル・マイヤーズ・スクイブ | BMY | ヘルスケア | 医薬品(オプジーボ他) |
ファイザー | PFE | ヘルスケア | 医薬品(プレブナー、リリカ他) |
メルク | MRK | ヘルスケア | 医薬品(キイトルーダ他) |
ギリアド・サイエンシズ | GILD | ヘルスケア | 医薬品(ハーボニー他) |
CVS ヘルス | CVS | ヘルスケア | 薬局、PBM |
ユナイテッド・ヘルス | UNH | ヘルスケア | 医療保険、PBM |
P&G | PG | 生活必需品 | ビューティー(パンテーン、SK-II)他 |
ユニリーバ | UL | 生活必需品 | パーソナルケア(Dove、LUX) |
コルゲート・パーモリーブ | CL | 生活必需品 | オーラルケア(歯磨き) |
コカ・コーラ | KO | 生活必需品 | コカ・コーラ |
ペプシコ | PEP | 生活必需品 | ペプシ・コーラ |
ゼネラル・ミルズ | GIS | 生活必需品 | ハーゲンダッツ |
クラフト・ハインツ | KHC | 生活必需品 | チーズ、ケチャップ |
マコーミック | MKC | 生活必需品 | スパイス |
ホーメルフーズ | HRL | 生活必需品 | SPAM |
マクドナルド | MCD | 生活必需品 | マクドナルド |
スターバックス | SBUX | 生活必需品 | スターバックス(スタバ) |
ウォルマート・ストアーズ | WMT | 生活必需品 | 大型店舗小売 |
コストコ・ホールセール | COST | 生活必需品 | 会員制小売 |
ホーム・デポ | HD | 生活必需品 | DIY小売 |
フィリップ・モリス | PM | 生活必需品 | たばこ(マルボロ) |
アルトリア・グループ | MO | 生活必需品 | たばこ(マルボロ) |
レイノルズ・アメリカン | RAI/BTI | 生活必需品 | たばこ |
アンハイザー・ブッシュ・インベブ | BUD | 生活必需品 | バドワイザー |
ナイキ | NKE | 生活必需品 | スニーカー(ナイキ・エア) |
ギャップ | GPS | 生活必需品 | GAP、オールドネイビー |
エクソン・モービル | XOM | エネルギー | 石油メジャー |
シェブロン | CVX | エネルギー | 石油メジャー |
ロイヤル・ダッチ・シェル | RDS.B | エネルギー | 石油メジャー |
ボーイング | BA | 資本財 | B787ドリームライナー |
ロッキード・マーティン | LMT | 資本財 | ステルス戦闘機F-35 |
ユナイテッド・テクノロジーズ | UTX | 資本財 | 航空機エンジン、エレベーター |
キャタピラー | CAT | 資本財 | 建設機械(油圧ショベル他) |
ゼネラル・エレクトリック | GE | 資本財 | 照明、航空機エンジン |
テスラ | TSLA | 自動車 | 電気自動車(EV) |
スリーエム | MMM | 素材 | ポストイット |
デューク・エナジー | DUK | 公共 | 電力、ガス |