今回はジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson:JNJ)のファンダメンタル、チャート分析をやっていきたいと思います。
長いので、以下基本的にJNJと略します。
連続増配銘柄記事やヘルスケア記事でも紹介した超優良銘柄なので、詳しく解説したいと思います。
リライトですが余談も多くて8000字を超えたので、まあのんびり読んでいってください。笑
動画もよろしく。
目次(クリックで飛びます)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の事業内容
ビジネスを3Cで分解してみましょう。
事業内訳
JNJの決算書の分類としては以下のようになります。基本はこちらを使って説明します。
- 医薬品(Pharmaceutical)
- 医療機器(Medical Devices)
- 一般消費者向け製品(Consumer)
これらの製品群は数万にのぼり、総合ヘルスケアカンパニーとして不動の地位を築いています。
では、ここからは決算書とプレゼンテーションからJNJの現在を見てみましょう。
決算書から(JNJの事業全体)
事業全体の売上。19年度は世界で4.5%の成長でした。
- 医薬品(Pharmaceutical):422億ドル
- 医療機器(Medical Devices):260億ドル
- 一般消費者向け製品(Consumer):139億ドル
利益だと以下のようになります。ほぼ売上内訳と同じで、医薬品を中心に高収益体質を維持しています。
ちなみに、海外比率は約50%となっており、今後成長が見込まれるアジア地域は20%程度にとどまっています。
JNJは自社ポートフォリオのうち、5年位内の新規開発製品を25%以上とすることを目標に掲げており、そのために年間11%(90億ドル以上)ものR&D支出を継続しています。
こうしたイノベーションを重視する風潮やルールはスリーエム(MMM)と似ています。
外部評価も上々です。
- 投資適格級:AAA
- フォーチュン・マガジン「世界で最も賞賛される企業」4位(2010年)
- バロンズ「最も尊敬される企業100社」2位(2010年)
医薬品(Pharmaceutical)
幅広い領域がある中で、JNJの注力領域は「中枢神経系」、「真菌症」、「鎮痛・麻酔」、「がん」の4つです。これに加えてバイオ医薬品、免疫疾患、ウイルス関連薬剤も組み込まれています。
全体で3.6%の成長と、JNJの成長セクターになっています。
医療用語で難しいのですが、和訳すると以下のようになります。ただ、例えば「がん」の中でも胃がんと乳がんでは全く別の治療薬が使われる、といったことがままあります。
最近は主力レミケードが不調ですが、代わりにステラーラとダラザレックスが好調で牽引しています。
- Immunology(免疫):乾癬治療薬ステラーラ、糖尿病治療薬インボカナなど。リウマチ薬「レミケード」もここです。市場が拡大しており、大きな割合を占めています。
- Infectious Diseases(感染症):HIVなどの感染症。SYMTUZAの好調と、競合との競争激化で相殺。
- Neuroscience(神経):中枢神経系のため、脳に近い部分の治療薬です(脳や体軸に沿って神経索が伸びている部分)
- Oncology(がん):ダラザレックスが伸びています。21世紀で最も多い死亡原因であり、ヘルスケア業界で最も重要かつ未攻略の領域です。投資家目線で言えば需要が広い、一般消費者目線では頑張って開発してほしいところ。
- Cardiovascular/metabolism/Other(心血管疾患/代謝/その他):バイオシミラーや競合との競争激化で大幅減。選択と集中によって領域を絞っていることが分かります。
たくさんのブロックバスター製品を有しています(コンシューマ向け製品含む)
本当なこんな大雑把な分類と調査じゃなくて、もう少し細分化してみないと良くないんですが……まあパイプライン数も多いのでどこかが競合に負けても他で補えるのが強みです。
これまでもアクテリオンやアリオス・バイオファーマなどを買収し、パイプラインを強化しています。
直近も自己免疫疾患の治療薬を持つモメンタを買収すると発表。コロナ情勢でも拡大を続けています。
参考J&J、モメンタを約6850億円で買収-製薬業界で今年最大の案件に
なお、医薬品企業として見ても、世界6位にランクインしています。スイスの強さが目立つランキングでもありますが、JNJは医薬品事業だけでこの位置というのも恐ろしいところです。
医療機器(Medical Devices)
領域として大きいのは人工関節や手術用機器です。全体の成長率は-3.8%と、やや縮小気味でした。
- Orthopaedics(人工関節など):人工股関節や人工膝関節によって、関節リウマチなどの痛みを軽減(スイスのシンセスなどを買収しました)
- Surgery(手術):外科手術用の医療機器
- Vision Care(目):コンタクトレンズなど
ちょっと古いですが、消費者向けよりも病院向けの機器が多い内訳です。
ちなみにJNJは医療機器のトップみたいです。3位のメドトロニックも心臓ペースメーカーなどの医療機器メーカーで、高い利益率を誇る優良企業ですね。
消費者向け(Consumer Health)
バンドエイドをはじめとした一般向けの製品で消費者認知度が高いことが、製薬企業の中で他社と異なる競争優位を生み出しています。
下のブランド名でピンと来るものもいくつかあるかと思います。
ビリオンダラーブランド再掲
オーラルケアの薬用リステリン、ベビーケアのジョンソンベビーなど10億ドルを超えるブランドを多数有しています。
19年度は全体でほぼ横ばいでした。
主力であるビューティー事業とOTC医薬品(ドラッグストアなどで市販されている医薬品)事業が大きく伸びていますね。
2020年2Q決算
コロナ影響が出始めている2020年7月の決算を見ておきましょう。
結果としては減収減益でしたが、ガイダンスの上方修正も発表し、まあまあ悪くない決算だったと言えます。
- 医薬品:売上高108億ドル(前年同期比2.1%増)
- 医療機器:売上高43億ドル(34%減)
- 一般消費者向け;売上高33億ドル(7%減)
新型コロナによって痛手を受けているのは医療機器ですね。JNJは手術器具の売上高が大きいですが、コロナによる医療処置の延期が増加し、売上に響いています。
それも年末の前には戻る見込みで上方修正しました。
医薬品事業としてはコロナワクチンの開発もしていますし、そこでも期待されています。9月に臨床試験の最終段階に入るため、その結果次第です。
コロナワクチンは各社開発競争中のため、水物ではあります。
競合
まとめ記事出していますので、全体的なところはそちらで見てもらえればと思います。
他社に対してJNJの特徴はConsumerセグメントだと思います。Consumerセグメントが重要なのは、安定したキャッシュを生み出せるという点です。
医薬品事業というのは、パイプラインのうち10%が製品化できて、さらにそのうち10%が市場で売れる製品になります。つまり、ざっくり1%しかビジネスとして成り立たないわけです。
そのため、多くの競合他社はパイプライン数を競って数撃ちゃ当たるの安定しない事業運営を行っています。それも以前は自社開発していたところを、最近は有望なパイプラインを持つベンチャーを買収することで維持している状態です。
JNJもコロナ情勢下でモメンタを買収をしていますが、一方でJNJは一般向け製品が安定したキャッシュフローに貢献している点を見逃せません。
もちろん、個々の製品で言うと競合の成長に圧迫されている部分も散見されます。C型肝炎薬のオリシオは、より完治率の高いギリアドのハーボニー・ソバルディが登場して一気に売上を落としましたし、関節リウマチ治療薬レミケードはファイザーと競争しています。
そして医薬品は特許切れでジェネリック医薬品という競合が出てきます。なんにせよ、主力製品の対抗となる動きは注目しておきたいですね。
市場
ヘルスケア市場と一口に言ってもガンや生活習慣病、あるいは身体の病気では処方が異なるように、企業ごとに強みとしている領域は変わってきます。
全体的な議論は以下のヘルスケア市場(VHT)の概観記事でまとめています。
高齢化、長寿命化、新興市場の所得増加などによってヘルスケアセクターが今後の主要成長セクターだと書いたつもりです。
JNJの注力領域はどうか
JNJの注力領域を見てみると、がん、生活習慣病(高血圧、糖尿病)、免疫疾患(リウマチなど)といった、基本的に患者の多い&増加傾向にあるセクターに集中していることが分かります。
特に生活習慣病は世界的に社会構造のアメリカナイズ(懐かしい響きw)が原因となっており、そう簡単に改善されるものではありません。
簡単便利なファーストフードの食生活や日々の運動不足など、私も健康を意識しながら中々変えられないですしね。
つまり、嫌な話ですが今後もJNJの注力領域に患者さんは多数いるはずです。
事実、QuintilesIMS社の調査によると、主にがん治療薬、免疫疾患治療薬、糖尿病治療薬に引き上げられ、年平均4~7%成長する予測があります(逆に、ここ数年の成長に貢献してきたC型肝炎治療薬は減少)。
そして、そのうち米国市場が成長が寄与する割合は50%となっており、世界最大の市場としてヘルスケア業界を牽引します。まさにJNJの領域ですね。
参考【米国株】トランプのオバマケア廃止と米国ヘルスケアセクター
先進医療分野
ハーボニー・ソバルディで1兆円企業になったギリアドのように、熱意を持って研究開発に取り組む新興企業の中から思わぬ競合が生まれる可能性があります。
日本は製薬後進国ですが、国をあげてiPS細胞(再生医療)への投資を進めていますし、免疫医療による抗がん剤治療も生まれています。バイオ医薬の次と言われる特殊ペプチド医薬も大きな市場になるでしょう。
JNJはバイオ系の先進医療分野進出はそんなに見えませんが、そういった企業が出てきた時に、どこをいくらで買収していくのか。
患者の症状は変わらず、医療技術が進歩していくだけですので、先進医療分野の成長は既存事業の縮退(パイの奪い合い)になります。
リスク要素
私はとにかく大きなリスクを避けたいので、JNJのような買って放置するような銘柄こそリスク分析が重要だと思っています。
こうした銘柄はあらかじめ買う方向の目線で考えてしまうので、「利益率高い」「配当がいい」「絶対買い」みたいな情報ばかりが集まってきます。人は自分の見たい情報を見るように出来ているからですが、それだとリスクを過小評価してしまいます。
取り越し苦労ならそれで全く構わないので、あえて「JNJが経営難になるとしたらどういうことがあったときだろう」と考えて撤退のシナリオも頭に留めておくことが重要です。
新薬開発の不確実性
薬品開発の宿命です。何年もかけて開発して、製品化にこぎつけるのが1割、製品として売れるのはその中でさらに1割です。
JNJの場合は医療機器や一般消費者向け製品を事業軸に加えており、リスクが分散されていると思います。
コロナ情勢でもパイプライン強化の投資は惜しまずやっていますし、継続性は高く評価できると思います。
訴訟問題
米国は訴訟大国で、製薬企業は訴訟リスクが宿命とも言えますが……それにしても最近JNJは訴訟が目立ちます。
タルク問題と言われる、ベビーパウダー「タルク」にアスベストが混入しており、中皮腫や子宮がんなどの原因になった問題では、2500億円近い賠償に。
本製品については、米国で2万件近い訴訟を抱えていて、既に米国での販売を中止しています(米国外ではそのまま)
また、オピオイド鎮痛薬でもJNJは槍玉に挙げられていて、中毒性の高さについての説明を怠ったとして訴訟をおこされました。これも最終的には600億円の制裁金。
参考米J&Jに600億円の制裁金、オピオイド中毒めぐる訴訟で
トランプリスク
前回もリスクとして上げていたトランプリスクですが、また今年11月にも大統領選挙がありますね。
就任前からトランプは薬価が高すぎることを明に批判し、オバマケア廃止や保険営業免許の撤廃、海外の製薬会社が安い薬を米国内で自由に売れるようにするなど、様々なヘルスケア業界の慣習打破を掲げていました。
そして今でも薬価抑制のための法案が審議されていて、トランプも何度も薬価抑制について発言をしています。
当たり前ですが、薬価改定は利益率の低下に繋がりますので、JNJにとってはリスク要素です。
とはいえ、法人税減税などプラス要素もありますし、薬価改定についても米国内売上50%が影響を受けても、国外の市場拡大が見えているという点もあります。
あと、結局もうひとりの候補バイデン氏も薬価引き下げ方針を掲げているので、同じといえば同じです。
競合やジェネリック医薬品
競合との競争はもちろんですが、アラガン(AGN)のようなジェネリック医薬品メーカーは強力なライバルです。開発が難しいと言われるバイオ医薬品だってバイオシミラーがありますからね。
ファイザー(PFE)あたりも苦しそうですが、薬品の特許は20年ですので、売上への貢献が大きい医薬品が切れたら業績悪化に繋がります。
高配当銘柄は今後も市場平均をアウトパフォームするか
JNJのここ20年くらいのリターンは、市場平均とそう変わりません。利回りも2.5~3%程度で推移してきましたので、市場平均より少し大きいくらいです。
赤がS&P500、青がJNJです。
JNJに限った話ではないですが、高配当再投資のリターンはこれまで期待したほどには伸びない可能性もあります。
とはいえ、長期投資において過去データは大いに活用されるべきなので、高配当=高リターンの図式は崩れないと思っています。
余談ですが、シーゲル投資が浸透して、優良企業の永久保有投資が優れていることが広まると、どうなるでしょう?
プレミアムが乗って価格が高止まりし、利回りが落ちて市場をアンダーパフォームするようになります。まあ世の投資家はそこまで勉強家ではありませんが……。
似たような話でもう一つ。米国市場は売買高の4割がETFだそうですが、みんながそういったパッシブファンドを買ったらどうなるでしょう?
デイトレーダーあるいはアクティブファンドが優勢になります(合成の誤謬)
彼らの役割は株価の適正化にあり、裁定取引の機会が増えることで彼らが儲けやすい時代になるかもしれません。ベンチマーク指数に採用されていない割安放置銘柄がたくさん出るということですから。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の財務分析
ちなみに、時価総額の世界ランキングは世界8位です。1~12位まで米国企業、13位に中国アリババなんですね。
PL
横ばい~やや増を繰り返しています。買収によく拡大と、選択と集中で事業売却をやっているからですね。
利益率も25%強と、この規模の会社としても驚異的な水準です。
グラフに出なくなってしまいましたが、リーマンショックでもほぼ影響なかった点は注目です。
BS
説明要らないですよね。R&D投資が大きいため固定資産が多くなっていますが、自己資本比率はきれいに50%になっていて、何も問題ないバランスシートです。
CF
キャッシュはあまり過ぎです。多額の研究開発費を投じていますし、買収も多いのですが、キャッシュを稼ぐ力がそれ以上に強いということです。
株主還元指標
直近配当利回り:2.64%
この利回り自体は高配当の水準ではありません。今の米国株で高配当だと5%は超えます。アルトリア・グループなんて8%超えてますからね。
とはいえ、これはJNJが評価されて株価が高くなっているからです。
また、JNJの魅力は57年連続増配銘柄でもあります。
キャッシュが溢れているので、年6~8%ペース(10年で約2倍近く)で増配を続けていても配当性向は50%前後しかありません。増配余力はまだまだ十分で、安心して購入できます。
なお総配当性向だと70~80%くらいで、自社株買いも定期的に実施しています。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の株価、チャート分析
とりあえずリアルタイムチャートのリンク置いておきます。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)-Yahoo!ファイナンス
過去の最高値、最安値
順調に最高値圏に突入しています。
- 最高値:152ドル(現在)
- 最安値:25.5ドル(97年)※20年以上の長期間で取れば下限値はもっと下になります。
特筆すべきはリーマンショック付近でも大きな下落が見られないこと。
ヘルスケアセクターと生活必需品セクターはリーマンショックの影響が小さかったセクター2トップです。
事業の安定性からリセッション期に資金が集まるのは、ディフェンシブ銘柄の強みですね。
75ドル、100ドル、125ドルとラインを突破してきているので、直近下限は125ドル、上限150ドル近辺でしょうか。
あまり利回りが高くなっていない理由がこの株高にあることは間違いありませんが、JNJのPERは27倍と市場平均よりやや高い程度です。
成長セクターかつコロナ関連株ながらバリュエーションとしてはそれほど割高でないというのは、訴訟問題も影響していると思われます。
今後の値動き予測
5年チャート
コロナ影響で-20%くらいの下落はあったものの、速攻で復帰。まあワクチン作ってるニュースもあれば、それは上がりますよね。
この5年では125ドル~150ドルが大きなレンジになっていたことが分かります。
150ドルを抜ければ175ドルあたりが次の上限になると思われますが、突破する勢いは決算やコロナワクチンのプレスリリース待ちになりそうです。
1年チャート
コロナで暴落タイミングがまさに仕込み時だった感。
永久保有銘柄になりますし、下がったら拾うことを意識したいですが、中々落ちそうにないチャートです。
150ドルにぴったり張り付いて徐々に下値を切り上げているので、三角保ち合いの上放れするパターンに見えます。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の投資戦略
長くなりました。
- JNJは医薬品、医療機器、一般消費者向け製品の3つの事業軸があり、特に医薬品が成長を牽引している。
- 一般消費者向け製品が多数のビリオンダラーブランドを有し、JNJの他社との差別化に繋がっている。
- JNJの注力しているがんや糖尿病、免疫疾患といった領域は、今後も患者数が増加することが見込まれている。
- 訴訟問題やジェネリック医薬品、競合他社との競争リスクがあるため、注視する必要がある。
- 財務は完璧な内容で、今後も連続増配が続くことが期待できる。
- チャートは最高値更新だが、リセッションに強いディフェンシブ銘柄のため、買い水準は少し高めでも良さそう(永久保有銘柄)。
回答
ディフェンシブ銘柄、成長セクター、そしてコロナ関連株と攻守両面で永久保有銘柄筆頭と言っていい米国株です。実際、調べれば調べるほどいい会社だなと思いました。
長く持つのに購入価格に対する利回りを上げようとタイミングを図りたくなりますが、成熟業界と異なりヘルスケアは成長しているため、どこで買っても後から振り返れば割高ではないとも言えます。
米国株初心者の方にもオススメの銘柄ですので、この記事が皆さんの投資検討にあたって力になれれば幸いです。
動画
P&G(PG)
エクソン・モービル(XOM)
これまで調査してきた米国株の個別銘柄記事リストをまとめました! 企業名クリックで各詳細記事に飛ぶことが出来ます。
企業名 (リンク先は分析記事) | ティッカー | 業種区分 | 主力事業、ブランド |
---|---|---|---|
アマゾン | AMZN | IT | ネット小売、クラウド |
アルファベット/グーグル | GOOGL | IT | 広告(検索)、AI |
アップル | AAPL | IT | iphone |
マイクロソフト | MSFT | IT | OS、Office365 |
フェイスブック | FB | IT | 広告(SNS) |
IBM | IBM | IT | クラウド、AI |
インテル | INTC | IT | 半導体(PC、サーバ) |
クアルコム | QCOM | IT | 半導体(モバイル) |
エヌビディア | NVDA | IT | 半導体(GPU) |
オラクル | ORCL | IT | ソフトウェア(DB) |
オクタ | OKTA | IT | オクタ |
シスコ | CSCO | IT | ネットワーク機器 |
アリババ・グループ | BABA | IT | タオバオ、Tmall、アリペイ |
テンセント | HKG00700 | IT | テンセント |
バイドゥ | BIDU | IT | 百度 |
ビザ | V | 金融 | 決済インフラ |
マスターカード | MA | 金融 | 決済インフラ |
アメリカン・エキスプレス | AXP | 金融 | 決済インフラ |
スタンダード&プアーズ | SPGI | 金融 | 格付け機関 |
ムーディーズ | MCO | 金融 | 格付け機関 |
ブラックロック | BLK | 金融 | 運用会社 |
ウェルズ・ファーゴ | WFC | 金融 | 商業銀行 |
JPモルガン・チェース | JPM | 金融 | 商業銀行、投資銀行 |
シティグループ | C | 金融 | 商業銀行、投資銀行 |
ウエストパック銀行 | WBK | 金融 | オーストラリア銀行 |
バークシャー・ハサウェイ | BRK.B | 金融 | バークシャー |
AT&T | T | 通信 | モバイル通信 |
ベライゾン・コミュニケーションズ | VZ | 通信 | モバイル通信 |
ネットフリックス | NFLX | 通信 | 動画配信サービス |
ウォルト・ディズニー | DIS | 通信 | ディズニー、ESPN |
ジョンソン・エンド・ジョンソン | JNJ | ヘルスケア | 医薬品(ステラーラ)、バンドエイド他 |
メドトロニック | MDT | ヘルスケア | 医療機器(ペースメーカー他) |
アボット・ラボラトリーズ | ABT/ABBV | ヘルスケア | 栄養補助食品、医薬品(ヒュミラ他) |
ブリストル・マイヤーズ・スクイブ | BMY | ヘルスケア | 医薬品(オプジーボ他) |
ファイザー | PFE | ヘルスケア | 医薬品(プレブナー、リリカ他) |
メルク | MRK | ヘルスケア | 医薬品(キイトルーダ他) |
ギリアド・サイエンシズ | GILD | ヘルスケア | 医薬品(ハーボニー他) |
CVS ヘルス | CVS | ヘルスケア | 薬局、PBM |
ユナイテッド・ヘルス | UNH | ヘルスケア | 医療保険、PBM |
P&G | PG | 生活必需品 | ビューティー(パンテーン、SK-II)他 |
ユニリーバ | UL | 生活必需品 | パーソナルケア(Dove、LUX) |
コルゲート・パーモリーブ | CL | 生活必需品 | オーラルケア(歯磨き) |
コカ・コーラ | KO | 生活必需品 | コカ・コーラ |
ペプシコ | PEP | 生活必需品 | ペプシ・コーラ |
ゼネラル・ミルズ | GIS | 生活必需品 | ハーゲンダッツ |
クラフト・ハインツ | KHC | 生活必需品 | チーズ、ケチャップ |
マコーミック | MKC | 生活必需品 | スパイス |
ホーメルフーズ | HRL | 生活必需品 | SPAM |
マクドナルド | MCD | 生活必需品 | マクドナルド |
スターバックス | SBUX | 生活必需品 | スターバックス(スタバ) |
ウォルマート・ストアーズ | WMT | 生活必需品 | 大型店舗小売 |
コストコ・ホールセール | COST | 生活必需品 | 会員制小売 |
ホーム・デポ | HD | 生活必需品 | DIY小売 |
フィリップ・モリス | PM | 生活必需品 | たばこ(マルボロ) |
アルトリア・グループ | MO | 生活必需品 | たばこ(マルボロ) |
レイノルズ・アメリカン | RAI/BTI | 生活必需品 | たばこ |
アンハイザー・ブッシュ・インベブ | BUD | 生活必需品 | バドワイザー |
ナイキ | NKE | 生活必需品 | スニーカー(ナイキ・エア) |
ギャップ | GPS | 生活必需品 | GAP、オールドネイビー |
エクソン・モービル | XOM | エネルギー | 石油メジャー |
シェブロン | CVX | エネルギー | 石油メジャー |
ロイヤル・ダッチ・シェル | RDS.B | エネルギー | 石油メジャー |
ボーイング | BA | 資本財 | B787ドリームライナー |
ロッキード・マーティン | LMT | 資本財 | ステルス戦闘機F-35 |
ユナイテッド・テクノロジーズ | UTX | 資本財 | 航空機エンジン、エレベーター |
キャタピラー | CAT | 資本財 | 建設機械(油圧ショベル他) |
ゼネラル・エレクトリック | GE | 資本財 | 照明、航空機エンジン |
テスラ | TSLA | 自動車 | 電気自動車(EV) |
スリーエム | MMM | 素材 | ポストイット |
デューク・エナジー | DUK | 公共 | 電力、ガス |