【VTI】バンガード・トータル・ストック・マーケットETFは超おすすめの米国ETF!

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私が買っているETFのひとつ、VTIについて考察します。17年10月、最新版に更新しています。

※ETFの投資に対する考え方は以下をご参照ください。

【投資手法まとめ】ETF投資のルール
☆私の投資は何種類かのルールがあり、一貫していません。色々研究しながらやっておりますので、興味のある投資法を見てもらえればと思います。 ...

VTIは米国株式市場の99.5%を網羅しており、これ一本で大中小問わず多くの米国株に投資することが出来る「特定市場投資型」のETFです。

個人的にもイチオシのETFです。皆さんの投資判断にご活用ください。

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VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)の基本情報

重要情報を抜き出します(2017年10月現在)。詳細は以下のバンガード公式ページをご参照ください。

参考バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

  • ティッカー:VTI
  • ベンチマーク:CRSP USトータル・マーケット・インデックス
  • 基準価格:126.98ドル
  • 信託報酬:年0.04%←さらに値下げ!
  • 設定日: 2001/05/24
  • ETF純資産総額:82,036百万(米ドル)
  • 月間出来高:4,331万株
  • 構成株式銘柄数:3601銘柄
  • 分配:四半期ごと(直近利回りで年1.7%程度)

どこも知っている会社ばかり、セクター構成は満遍なく投資していますが、やや金融の比率が高い点を覚えておきましょう。企業名クリックで詳細な個別銘柄記事に飛びます。

構成銘柄比率(%)構成セクター比率
Apple Inc.2.9金融20.3
Alphabet Inc.2.0テクノロジー17.3
Microsoft Corp.2.0消費者サービス13.1
Amazon.com Inc.1.5資本財12.9
Exxon Mobil Corp.1.4ヘルスケア12.6
Johnson & Johnson1.4消費財9.7
Facebook1.4石油・ガス6.1
Berkshire Hathaway Inc.1.3公益3.2
JPMorgan Chase & Co.1.3素材2.6
General Electric Co. 1.1通信サービス2.2

前回記事時点(16年2月)と比較すると、Amazon、Facebookとテクノロジー分野がランク上げて、GEがランクダウン、ウェルス・ファーゴがトップ10から姿を消しました。

VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)の魅力

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基本情報を踏まえて、VTIの投資戦略を考えましょう。

米国株式市場をほぼ全て網羅する唯一無二のETF

構成銘柄数は圧巻の3601銘柄(2017年10月現在)。

よく比較に出されるS&P500(SPY/VOO/IVV)より更に特大ボリュームだということが理解出来ると思います。本当に米国の大型株、小型株まで万遍なく投資が出来る唯一無二のETFです。

つまり、米国そのものを買っているということになるので、米国経済が上向きになる=VTIの値上がり益が期待できるという戦略になります。

米国市場の活性

その米国市場ははっきり言って非常に有望です。

経済成長には3つの要素があり、米国市場はいずれも他国(新興国よりも!)を上回っています。

  • 人口増加:先進国唯一の人口増加地域です。高齢化は徐々に進みますが、若年層の人口(労働人口)は将来予測でも減少しません。
  • 資本投下:米国市場は世界最大の市場であり、世界中のグローバル企業が資金調達のために集まっています。そのため、市場はディスクロージャー(情報開示)が世界で最も進んでおり、同時に投資家還元意欲も世界一です。
  • 技術進歩:これから世界を変えていくであろうITの大手FAAMGは全て米国の企業です。

詳しくは、米国株をオススメする理由として以下の記事で書いています。合わせて読んでもらえると嬉しいです。

米国市場に投資すべき3つの理由 日米の株式市場を比較してみる
私は日米の株を両方見ているのですが、資産形成としては為替込でも米国推しです。なので、どうして米国市場が魅力的なのか、ちゃんとデータとかを使っ...

圧倒的な低コスト

バンガードお馴染みの低コスト、信託報酬0.04%(2017年10月現在)は他の追随を許しません。ここまで安いとあってないようなもの(年4回、直近利回りで1.7%程度の分配がありますので、出る額より入る額のほうが圧倒的に多い)。

長期の資産運用において、最も重要なのは「低コスト」です。なぜかと言うと、株のリターンは以下のように因数分解出来るからです。

資産区分ごとの期待リターン + 運用による超過リターン − 手数料

リターンには確実性はなく、一定のばらつきがあります。一方で手数料は安いファンドを選ぶことで抑えることが出来ます。

つまり、投資パフォーマンスを最大化する最短ルートは、低コストファンドを選ぶということです。

バンガードのあらゆるETFは他社よりも低いコストが設定されているため、常に第一選択肢になるのです。

時間ないけど株式投資をはじめたい初心者の方を、全力で後押しする記事です。
当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。 突然ですが、これがなにか分かる人います? ……右の方に答え書かれちゃっ...

※デメリットとして日米二重課税により30.315%もの課税がかかります。一定額は外国税額控除により一部は戻ってくるので、忘れずに確定申告しましょう。

安心の資産総額、出来高

長期保有にあたってはファンドの倒産リスク、あるいは流動性リスクに注意が必要です。

ETFはその特性上、銘柄分散が効いてリスクが抑えられていますし、この水準であればまず安心でしょう。

  • ETF純資産総額: 82,036百万(米ドル)
  • 月間出来高:4,331万株

(出典:MORNINGSTAR)

なお、日本のETFは月間出来高数万とかザラにあります。売買出来ないわけではないんですが、ファンドの継続性としても怪しいので手を出すことは薦められません。

インデックス投資(ETFはインデックスの一種)のリスクについては、以下の記事で詳しく論じています。

インデックス投資はどこまで安全なの? リスクを分析してみようか
あんまり記事にしていませんが、インデックス投信にも結構投資しています。自動引き落としで継続投資してくれるので、とても楽。 臆病な私にと...

為替の分散にもなる

おそらく、多くの人にとってVTIは最初の海外ETFになるのではと思っています。私もそうでした。

米国ETFのため、当然米ドルでの購入となります。VTIの購入だけで、日本株&円に偏りがちな資産配分の適正化に繋がりますね。

リスクを分散しながら、数十年かけてゆっくり果実が成るのを待つ資産運用には持って来いです。

私達の資産形成にあたって、なぜ米国株がオススメと言えるのか、下の記事で把握してください。1万字超の長文なので、お時間のある時にでも是非!

【完全版】自分の投資戦略と優位性について、ちゃんと説明出来ますか
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ ――――オットー・フォン・ビスマルク 私はこの言葉が好きです(直訳では「賢者は他人の経験に学ぶ」...

VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)の投資戦略

おさらいするとこうなります。簡単ですね。

  • 米国市場そのものを反映するETFで、その米国市場は将来有望
  • 低コストで長期資産形成に向いている
  • ETF&人気商品のため、吹き飛ぶリスクが少ない
  • 買うだけでも円資産以外の資産を持つことが出来るのも良い

購入タイミング

2001年の設立以来のチャートはこんな感じです(2017年10月現在)。

(出典:YAHOO! FINANCE)

リーマン・ショックで大底ついてからは綺麗に右肩上がりですね。米国の強気相場を反映して、最近また最高値を更新してきています。

リーマンショック前高値の75ドルに戻る日は来るのでしょうか。

今後まだ上がり続けるのか、それとも明日から下落するのか、未来のことなんて誰も分かりません

はっきり言えるのは、米国市場は世界一の市場であり、今後もなお強い成長が期待されています。

この後リセッションがあってもまた戻る可能性が高いので、継続的に購入してドルコスト平均法の効果を得ると良いでしょう。

少し待つのもアリ

……と言いつつ株価を見て、今は流石に高いかなあと思うのも間違いではありません。

結局は保有しない期間の機会損失と保有した後の含み損と、どちらの可能性を取るか次第です。

私の場合、機会損失を避ける意味で、ポートフォリオのうちインデックス投信を常に市場に置く分として割り当てています。なので、ちょっと待つ余裕があります。

タイミングを測るのであれば、直近下値の100ドルを目安にしますかね。75ドルもそのうち◯◯ショックで落ちてくる水準ではありますが、そうしたら買い増しすれば良い話です。

落ちても安心して買い増し出来るという点でも、VTIは非常に素晴らしい銘柄だと思います。

売却タイミング

基本的には売却しないのですが、遥か先に形成した資産を取り崩して生活する日のことを考えた場合、売却タイミングもばらけることが理想です(買い付けタイミングの分散と同じ話ですね)。

もし急に現金が入用になった場合は、最小限だけ利確しましょう。なるべく長く持つことでリターンのばらつきを抑え、米国市場の強さを反映した期待リターンを得られるようになります。


この度、楽天・バンガードにてVTIを投資信託で定期買い付けするサービスもスタートしました。楽天証券はもちろん、SBI、マネックスでも購入が可能です。つみたてNISA向きの素晴らしい商品ですので、合わせてご検討ください。

楽天・全米株式インデックス・ファンドで楽々米国投資!
楽天投信でVT、VTIを買うだけのインデックスファンド「楽天・全米株式インデックス・ファンド」が登場しました。 参考楽天・全米株式イン...

当ブログでは他のオススメETFも紹介しています。気になる方は以下の記事からどうぞ。

【結論記事】ETF、インデックスファンド記事まとめ
実は今まで紹介してきたもので、私の投資対象になり得るETFは大体全部です。色々なETFが出ていますが、そんなにあれもこれも買う必要はないと思...

以下のリンクから直接飛ぶことも可能です。

銘柄名
(リンク先は分析記事)
ティッカー
VTI(米国全株式市場)VTI
VYM/HDV/VIG(米国高配当セクター)VYM/HDV/VIG
VWO/EEM(新興国セクター)VWO/EEM
VDC/XLP(米国生活必需品セクター)VDC/XLP
VHT(米国ヘルスケアセクター)VHT
VBR/VBK(米国小型株)VBR/VBK
VEA/VGK(米国外株式市場:先進国・欧州)VEA/VGK
VT/VEU(全世界株式市場)VT/VEU
VSS/VXUS(米国外株式市場:小型株)VSS/VXUS
日経平均/TOPIX/JPX4001346/1348
S&P500/ダウ工業株30種VOO/DIA
パワーシェアーズQQQQQQ
1570/1357(日経レバレッジ/ダブルインバース)1570/1357
GLD/IAU(金)GLD/IAU
1699/USO(原油)1699/USO
SLV/DBA/DBC/VDE(その他のコモディティ・エネルギー)SLV/DBA/DBC/VDE
REIT(不動産投資信託)-
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