【VBR】米国小型株ETF(バリュー、グロース)【VBK】他、色々と比較してみる

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小型株のETFを比較してみましょう。

小型バリュー株のVBR、小型グロース株のVBKは、小型株効果、バリュー効果(VBR)のアノマリーによって高い収益が期待できるETFは、暴落後の局面にうってつけです。

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VBR(バンガード・米国スモールキャップ・バリューETF)の基本情報

重要情報を抜き出します(2016年5月7日現在)。詳細は以下のバンガード公式ページをご参照ください。

vbr

  • ティッカー:VBR
  • ベンチマーク:CRSP USスモールキャップ・バリュー・インデックス
  • 基準価格:103.17ドル
  • 信託報酬:年率0.08%
  • 設定日: 2004/01/26
  • ETF純資産総額:56.79億(米ドル)
  • 月間出来高:521万株
  • 構成株式銘柄数:869銘柄
  • 分配:四半期毎(利回り1%程度)

構成銘柄や産業グループの比率は以下のようになっています。かなり分散されていて、上位10銘柄の組み入れ比率も5%に達しません。

組み入れ銘柄比率産業グループ上位比率
AGL Resources Inc.0.5金融31.1
Arthur J Gallagher & Co.0.5資本財19.8
JetBlue Airways Corp.0.5消費者サービス12.1
Spirit AeroSystems Holdings Inc.0.5テクノロジー8.1
Ingredion Inc.0.5公益7.4
Cablevision Systems Corp.0.5消費財6.8
Valspar Corp.0.5ヘルスケア6.2
Atmos Energy Corp.0.4石油・ガス4.1
Broadridge Financial Solutions Inc.0.4素材3.9
CDW Corp.0.4通信サービス0.5

VBRの構成上位銘柄チェック

正直知らない銘柄しか並んでいませんが、一応簡単にチェックしましょう。バリュー株は個別銘柄としても期待出来ますからね(下落局面で銘柄の入れ替えがされてしまうかもしれませんが……)。

とりあえず5位まで超簡単に調べました。

AGL Resources Inc.(GAS)

天然ガスを9つの州の900万人に提供。天然ガス事業者としては最大級、フォーチュン500企業。株価は高騰してました。

agl

Arthur J Gallagher & Co.(AJG)

保険ブローカー。ベストレビューにて世界三位のブローカーの称号を得る(ベストレビューってなに?)

保険周りだからオバマケアのおかげなのか、株価高い。

ajg

JetBlue Airways Corp.(JBLU)

ジェットブルー航空はアメリカのLCC(格安航空会社)。航空連合には属しておらず、運賃の安さに加えて、後半席のシートピッチの拡張やシートのグレードの向上などの点が特徴らしい。

アメリカ国内線、メキシコやカリブ海諸国、南米北部への国際線も運営。

jblu

Spirit AeroSystems Holdings Inc.(SPR)

航空機製造。ボーイングのいくつか重要な部分(胴体、フロントウィングなど)を製造しているようです。

spr

Ingredion Inc.(INGR)

Ingredient:〔混合物の〕成分,合成分,原料,(料理の)材料

トウモロコシ、タピオカ、じゃがいもなどの原料処理を行っている会社のようです。というか小型株(売上57億ドル)って規模が違いますね……。

ingr

それぞれ若干値動きに癖がありそうですが、どれも右肩上がりの綺麗な推移をしていると思います。

VBK(バンガード・米国スモールキャップ・グロースETF)の基本情報

重要情報を抜き出します(2016年5月7日現在)。詳細は以下のバンガード公式ページをご参照ください。

vbk

  • ティッカー:VBK
  • ベンチマーク:CRSP USスモールキャップ・グロース・インデックス
  • 基準価格:118.96ドル
  • 信託報酬:年率0.08%
  • 設定日: 2004/01/26
  • ETF純資産総額:44.22億(米ドル)
  • 月間出来高:239万株
  • 構成株式銘柄数:740銘柄
  • 分配:四半期毎(利回り1%程度)

構成銘柄や産業グループの比率は以下のようになっています。同じくかなり分散されていて、上位10銘柄の組み入れ比率は5%程度です。

組み入れ銘柄比率産業グループ上位比率
Ionis Pharmaceuticals Inc.0.6金融21.4
Signature Bank0.6ヘルスケア17.2
Waste Connections Inc.
0.6資本財17.0
United Therapeutics Corp.0.6テクノロジー16.9
MEDNAX Inc.0.5消費者サービス14.2
Regency Centers Corp.0.5消費財8.2
CoStar Group Inc.0.5石油・ガス2.6
DexCom Inc.0.5素材1.5
athenahealth Inc.0.5公益0.8
Jack Henry & Associates Inc.0.5通信サービス0.2

グロース株は個別投資対象外のため、構成上位銘柄チェックはしません。

チャート比較

今は上昇局面であり、購入するメリットがありません。ですが、今後下落していった後に備えてウォッチリストにストックしておくことは重要だと思います。

VBR、VBKのチャート比較

vbrvbk

上記は全期間(2004~現在)のチャートになります。

収益性ではVBK>VBRなんですね。バリュー株効果よりも成長に対する評価が上回っているという状況です。

また、リーマン・ショック時の暴落度合いはほとんど同じくらいです。

S&P500追加

小型株効果は期待出来そうです。緑色の一番低いやつがS&P500です。

sptuika

やはり小型株のほうがボラティリティ高いですね。上下の幅が大きいぶんリスクが大きくなりますので、ますます購入タイミングが重要になってきます。

MGV追加

MGV(バンガード・米国メガキャップ・バリューETF)は名の通り大型バリュー株のETF。2007/12というタイミングが悪かったようで、開始と同時に下落し、9年かかってやっと原資回復に至りました。

mgv

落ち込む時はきっちり落ち込んでいて、景気回復局面では動きが鈍い大型株。個別銘柄なら「倒産しにくい」とかメリットがあるのですが、ETFだとそのメリットもほとんど関係ありませんしね。

VOE追加

ついでにVOE(バンガード・米国ミッドキャップ・バリューETF)も追加してみました(紫色の線です)。

voe

MGVよりはよく動き、VBRよりは伸びがありません。

ちなみに……VO追加した場合

VO(バンガード・米国ミッドキャップETF)はバリューに限らない米国中堅株のETFです。こちらを追加すると、現時点で一番収益率が良くなりました。

votuika

ただ、小型株ETFであるVBの方はそこまで収益率が良くありませんでした。これも興味深い結果ですね。

vb

この辺りはまだ記事にしていないので、今度書こうと思っています。

結論……十分下落してからVBKを買おう!

ということで、バリュー効果はあまり期待出来そうになく、収益率が良いVGKのほうが良さそうという結果になりました(個人的には意外!)。

やっぱりボラティリティリスクが大きいため、十分落ち込んだタイミングで買うことが必要となりますね。


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