新型iphone8(iphoneX?)とアップルの今後について予想あれこれ

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どうも和波です。

旅行を挟んで更新途絶えすみませんでした。久しぶりに記事を書きます。ちょうどタイムリーなネタでiphone8について。

もうそろそろ詳細が発表される頃合いですが、アップルは年1回しか新型を出さないので、毎年発表会には大きな注目が集まります。

新色ゴールド、ホームボタンが廃止、ワイヤレス充電、iOSはARプラットフォームのARKit……色々と噂されてますね。

…………でも正直な話、そろそろ次の驚きが欲しくないですか??

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iphone出てからもう10年経ったぞ

以前アップルのビジネスモデルを分析しました。

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アップルはiphoneが売上全体の7割を稼ぐ会社です。

ティム・クックCEO就任時で既にihoneの目新しさは失せたとの論調もありましたが、その頃はまだ44%でした。むしろ以前に増して依存度が上がっているという状況です。

なので、iphone新作発表はアップルにとって最も重要なイベントになります。

ほんとに色違いだけで買うのか……

毎年思うんですけど、もう目新しさってないですよね。今回もちょっと改良しました、くらいのモデルだと思います、正直。

でも周りを見ていると結構みんな買うみたい。普段昼も弁当作って節約しているような人が10万も払うと聞くと驚くものですが、ファンにとっては新作というだけでたまらないものなんでしょうね。

あ、もう並んでいる人もいるんだそうです。

参考発表前のiPhone Xに、早くも行列を開始する猛者が出現

この感覚が分からないので、どうもアップルのビジネスがしっくり来ないというか。まあ逆にiphone買う人はサボテン並べてニマニマしてる人のことが理解出来ないと思うので、お互い様ですかね。

思うに、私みたいなのはアップルのマーケティングが相手にしない層です。最低限の機能だけあれば十分、外見とか何も気にしないって人のことですよ。実際私は格安SIMに台湾メーカーの安いスマホを使ってます。

マーケティングはターゲットを明確化する必要があります。明確化するということは不要な層を切り捨てるということ、全員の声を拾わないということです。

ファンの期待に応え続けるという意味で、アップルは世界一上手いメーカーではないでしょうか。

ブランド価値は減価しない

アップルの高利益の源泉はブランド価値です。

ジョブズ時代のアップルのプレゼンは機能について訴えることは非常に少なかったです。アップルの製品を持つと日常生活がどう変わるのか、「新しい体験」イメージにフォーカスしていました。

これは今も変わりません。Huawaiをはじめとした中国メーカーが台頭する中、スマホ事業全体の利益率のうち、実に91%を占めるというデータもあるくらいです(他の資料でも70%以上がほとんど)。

(出典:BMO Capital)

iphone事業は当面安泰なんでしょう。少なくとも今の米国のように失業率も低く、景気が良いうちは。

アップル製品は高級品に

発展途上国ではアップル製品は高級品扱いらしいです。最近では日本でも高級品なんじゃないかと思ったりします。10万円って、安いノートPCなら4台買えますからね……。

ただし、こうした高級化路線が不景気に弱いのは宿命です。財布の紐を締める時に真っ先に削る対象になりがちですから、永遠に繁栄するビジネスモデルではありません。

スターバックス(SBUX)なんかも独自価値を打ち出して他社と競争を避けて急拡大してきましたが、そのスタバも2009年リーマン・ショック後は売上が前年比減少という窮地に陥っていました。

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アップルはブランド戦略を続けるし、一定のファンが常についていくでしょう。

とはいえキャッシュに余力がある今のうちに、iphoneだけではない次の柱を模索するべきだとは思います。

スマホの代替品は出ないのか?

スマホの不便

ブレイクスルーは既存製品の「こうなったらいいな」から生まれます。

私にとってスマホの不便は片手が塞がることです。電話、メール、電子書籍のページめくり、株情報の検索。液晶をたぷたぷしないと動いてくれません。一日の中でスマホを触る時間が多いのは、自宅に次いで案外電車の中なんじゃないかと思うくらいなので、手が塞がっていると不便なのです。

そういう意味で、ちょっと前のバズワードだった「ウェアラブル」は本来いい線行ってたはずです。ただ、現状のネックは電池が保たないことですね。

同じ話で、私はワイヤレスイヤホンがずっと欲しいんですが、結局まだ買ってません。やっぱり充電がめんどくさいんですよ。6時間くらいしか保たないから、毎日充電しないといけません。

蓄電池の技術が改良されたら流行ると思っています。株として狙うなら蓄電技術を持ったメーカーですかね。

あとは音声認識技術の進歩も1つの方向性だと思います。

声で動かせるなら手を使わないので不便ではありません。ただ公共の場で使いにくいので、そこを改良する方法は欲しいですね。

脳にチップを埋め込むとか

ここまでは現状の改良。そうではなくて、もっと抜本的な変化が起こってスマホ自体が不要な世界が生まれる日も来るはずです。

例えば脳にチップを埋め込むという方法。シナプスの電気信号を読み取って、デバイスを思いのままに動かせるならもっと便利ですよね。

実際、未来の社会では人の機械化&機械の人間化が進むそうです。

荒唐無稽な話だと思いますか? 案外そうでもないんですよ。

前者については、例えば義手義足が既にあります。機能が置き換えられるなら人体のパーツは機械に互換出来るわけです。心臓が機械に変えられるなら人の寿命は(機械が壊れたら取替すれば)無限に伸びますし、あらゆる病気がなくなります。

後者については人工知能(AI)の研究開発が進んでいますね。当ブログでもいくつか記事を書いていますが、現在の第三次AI革命はディープラーニングの登場で急速に発展しています。

原理は簡単で、人間の脳が電気信号で情報のやり取りをしているということは、0と1の2進数で表現出来るということ。つまりノイマン式コンピュータと一緒ですから、人間の脳を機械で再現出来ないはずがないという理屈になります。

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逆にスマホに取って代わられたもの

逆に、これまでスマホに取って代わられた製品は山ほどあります。辞書だのカメラだのと山ほどあったものが全部スマホ一個に入りましたってGIFがあります(ちょっと探しても出てこなかった)。

例えば日本のキヤノン、ニコンを筆頭としたカメラ事業。

デジタルカメラはかつての花形事業で、新興国の中流階級が最初の贅沢品に選ぶデジタル機器という立場でした。これらの会社は日本企業に珍しく海外売上が全社の8割を占めるグローバル企業です。

※キヤノンは以下の記事で詳しく分析しています。

【高配当銘柄】キヤノン(Canon:7751)チャート分析とか考察とか
カメラや複合機でお馴染みキヤノン(7751)の分析になります。 まあ高配当とか株主還元の安心感は米国株に絶対勝てないんですが、このとこ...

ところが、ここ最近カメラ事業は曲がり角を迎えています。単純な性能でスマホに追いつかれたというのもそうですが、スマホがSNSと繋がっているところも大きいでしょう。

写真は何のために撮るかというと、自己満足や思い出のためではなく、誰かと共有するためなんですよね。

旅行行って写真撮ってInstagramにアップする、じゃなくてInstagramにアップするために旅行する的な逆転現象が起きてるらしいですし。承認欲求ってやつです。

あるいは高級時計メーカー。私はこっちも疎いので高級時計と聞いてもロレックスしか思いつかない^^;

時計の機能はあくまで時間が分かること。であればスマホでも満たしています。アナログよりもデジタルの方がより正確です。

まあ時計は身につけるものなので、カメラと違ってデザインで訴求出来るだけマシですけども。

ちなみにあれらの高級時計が大衆紙に広告を出している理由は「高級時計を保有している人のための」宣伝です。別に大衆紙の読者に買って欲しいなんて期待もしていません。

ロレックスの時計は高いというイメージを植え付けることで、ロレックスを持っている人に出会ったら、その人はお金持ちで社会的ステータスが高いということを暗に意識します。そのために高級時計をつけるのですから、マイナーだと困ります。

私みたいな人でもロレックスを知っているということは、ロレックスの広告宣伝が上手いことの証です。

アップルの次の柱は何になるのかな

アップルの強みは最新技術ではないと思っています。少し古い技術をベースに、徹底的に考え抜かれたユーザーインターフェースこそアップルの独擅場です。

逆に最新技術で言うと、人工知能Siriはともかく、次のOS競争と言われる自動運転車でもそこまで進んだ印象は受けません。

最近買収した企業を見ると、流石にキャッシュが余っているだけあって色々買っているようですが、ちょっと噂された東芝も含め半導体のようなハードメーカーの買収もしているところがアップルの特徴。

参考iPhone発売以来Appleが買収した21社を眺めて買収技術の製品化スピードに驚いた件

今のところスマホと親和性の高い事業

こちらで見ると、ARや音声インターフェイスといった、スマホと親和性の高い買収が多いようですね。

参考こっそり買収するのが好きなアップル。Appleの過去3年間買収まとめ

こうした技術投資の出口はやっぱりiphoneになります。

プラットフォーム

アップルはiphoneというハードで儲けるビジネスモデルです。appstoreやItunesのような強力な市場をいくつも持っているのに、そこの収益は現状「その他」の項目でしかありません。

ソフト屋のグーグルがハード屋事業で苦戦しているように、ハード屋がソフト屋になるのは難しいのかもしれません。

といっても、アップルはプラットフォームを作ることには長けています。全部自社で作っているおかげでMacやipad等と連携も強化されていて使いやすさは抜群です。

これからはこの収益化を強化するのかなーと思います。

クローズドからオープンにするのか

マイクロソフトは自社のスマホOS開発を諦め、iOSやAndroidに自社のOfficeアプリを輸出して入り口を広く用意してユーザーを獲得する方向へ舵を取りました。

【米国株】マイクロソフト(Microsoft:MSFT)の銘柄分析
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ただ、アップルはアップル製品の中でこうした連携のシステム(エコシステム)が完結しているので、オープン化するメリットよりデメリットが大きいかもしれません。他社でも使えてしまうというのは、アップルだけの価値を落とすことになりかねないからです。

医療分野と金融分野

ITはオールドエコノミーを尽く破壊していますが、医療と金融はこれから狙い目だと思います。

医療はウェアラブルにも関連していますが、予防医療や簡易診断ですかね。

ヘルスケアビジネスは医薬品や手術のような事後処置に重きを置いてきましたが、これからは未然に防ぐ事前処置に重点が移ります。

また、どこへ行くにも常に持っているデバイスということで、アップルは最も個人のヘルスケアデータを取れる企業の1つです。ここで何か出来ないかなと思います。

金融はApplePayの強化ですね。携帯電話のユーザ情報が信用登録になりますので(特にアップルが高級品であればあるほど)、高品質な金融ビジネスが出来るんじゃないかと思います。

アリババのアリペイ、テンセントのウィーチャットペイを見るに、電子決済サービスはまだ序の口ではないかと。

欧米では成熟していても、インドや日本のようにまだ電子決済が主流でない国も多いですしね。

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1万字超えた大作なので頑張って読んでね!\(^o^)/ 今回はアリババ・グループ(BABA)のファンダメンタル、チャート分析をやってい...

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