【VSS】【VXUS】その他世界に投資出来るETFまとめ

投資信託、ETF

今回はVSS、VXUSを取り扱います。親戚はVEAやVT、VEUあたりになるでしょう。

【VEA】【VGK】米国以外の地域に投資するETFまとめ(構成銘柄考察つき)
【VT】【VEU】全世界に投資するETFまとめ(構成銘柄解説つき)

いずれも米国を除く世界中に投資出来る商品になるのですが、基本的には米国比率を高めることを推奨したいので、若干微妙なところです。

もう米国株を持ちすぎていて、それ以外だけ買いたいという場合に選択肢になるでしょうか。

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VSS(バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF)の基本情報

重要情報を抜き出します(2017年10月現在)。詳細は以下のバンガード公式ページをご参照ください。

参考バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF

(出典:Yahoo!Finance)

 

  • ティッカー:VSS
  • ベンチマーク: FTSEグローバル・スモールキャップ(除く米国)インデックス
  • 基準価格:115.77ドル
  • 信託報酬:年率0.17%→0.13%に値下げ!
  • 設定日: 2009/04/02
  • ETF純資産総額:4,450百万(米ドル)
  • 月間出来高:390万株
  • 構成株式銘柄数:3,499銘柄
  • 分配:四半期毎(利回り1.62%程度)

米国を除く世界中の小型株を買うことが出来るETFです。小型株効果というものがあって、大型株より投資成績が良くなりやすいため投資を検討している場合はどうでしょう。

まあとはいえ米国がなくて日本15%、英国12%、カナダ12%と続き、どれも知らない株ばっかりです。紹介に入れておいてなんですが、そこまでの魅力は感じません。

値下げ競争が激しくて、見るたびに下がっているのは嬉しいですね。いずれ手数料はゼロまで落ちて、別のところで稼ぐようになるのでしょうか。

VXUS(バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF)の基本情報

重要情報を抜き出します(2017年10月現在)。詳細は以下のバンガード公式ページをご参照ください。

参考バンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF

 

  • ティッカー:VXUS
  • ベンチマーク: FTSEグローバル・オールキャップ(除く米国)インデックス
  • 基準価格:55.57ドル
  • 信託報酬:年率0.13%→0.11%に値下げ!
  • 設定日:2011/01/26
  • ETF純資産総額:9,337百万(米ドル)
  • 月間出来高:1,183万株
  • 構成株式銘柄数:6,176銘柄
  • 分配:四半期毎(利回り2.15%程度)

前にも書きましたが、VTを購入するよりもVTI+VXUSの方が安く世界の株に投資出来ます。売買手数料がその分多くなるので、一回に百万くらい投資出来る人向けにはなりますが。

VEUとの違い

構成銘柄上位、構成国はほとんど全くVEUと同じのため、割愛します。一応、VEUは以下で記事にしています。

【VT】【VEU】全世界に投資するETFまとめ(構成銘柄解説つき)

株式の数が倍以上(VXUS:6,176銘柄、VEU:2,596銘柄)です。この差がどこにあるかというと、VXUSは小型株を多く含んでいるという点です。

その他の分類(銘柄上位、国、業種など)はほぼ同じ、チャートも全く同じような動きをします。青がVXUS、赤がVEUですね。

経費率は同じですし、銘柄数が多くパフォーマンスもやや上回るVXUSで良いかと思います。出来高はVEUの方が倍近く多いですが、VXUSも月1,183万ありますので十分です。

 

ちなみに、単体の国(日米以外)に投資するETF

参考程度にご紹介。

経費率が高かったり、特に上の世界全体に投資出来るETFがあれば要らないかな~と思ったりで投資対象にはあんまりなりません。

【FXI】iシェアーズ 中国大型株ETF

中国の大型株で構成されるETFです。概要はこちらからどうぞ。

なんだかんだ言っても中国は新興国の中では最もファンダメンタルズが良く、大型企業も次々誕生しています。

【I98】iシェアーズ  MSCI インディア・インデックス ETF

人口動態では中国よりさらに10歳近く若い上に伸びしろの大きいインド。詳細はこちらから。

アマゾンのジェフ・ベゾスをはじめ、近年メガITがインド進出するケースが目立ちます。

【EWZ】iシェアーズ MSCI ブラジル・キャップトETF

ブラジル版日経平均みたいなもの。こちらをご参照ください。

南米経済は中々脆弱で、14年ワールドカップと16年オリンピックも終えて公共投資は一巡しています。

高いインフレに悩まされていますかねえ。

【RSX】ヴァンエック・ベクトル・ロシアETF

ロシアETF。詳しくはこちら。石油安もあって最近は不調ですね。

ま、新興国はVWOで事足りますよ。個別にしてもリスクが大きくなるばかりで収益力はさほど変わりません。

【VWO】バンガードの新興国株式ETFを解説【EEM/eMAXIS Slim新興国株との比較も】

当ブログでは他のオススメETFも紹介しています。気になる方は以下の記事からどうぞ。

【結論記事】ETF、インデックスファンド記事まとめ

以下のリンクから直接飛ぶことも可能です。

銘柄名
(リンク先は分析記事)
ティッカー
VTI(米国全株式市場)VTI
VYM/HDV/VIG(米国高配当セクター)VYM/HDV/VIG
VWO/EEM(新興国セクター)VWO/EEM
VDC/XLP(米国生活必需品セクター)VDC/XLP
VHT(米国ヘルスケアセクター)VHT
VBR/VBK(米国小型株)VBR/VBK
VEA/VGK(米国外株式市場:先進国・欧州)VEA/VGK
VT/VEU(全世界株式市場)VT/VEU
VSS/VXUS(米国外株式市場:小型株)VSS/VXUS
日経平均/TOPIX/JPX4001346/1348
S&P500/ダウ工業株30種VOO/DIA
パワーシェアーズQQQQQQ
PFF(米国優先株式)PFF
1570/1357(日経レバレッジ/ダブルインバース)1570/1357
GLD/IAU(金)GLD/IAU
1699/USO(原油)1699/USO
SLV/DBA/DBC/VDE(その他のコモディティ・エネルギー)SLV/DBA/DBC/VDE
REIT(不動産投資信託)-
インデックスファンドまとめ-
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