富山第一銀行(7184) IPOに当選したので初値で売りました。

その他の株

前回の記事で富山第一銀行のIPOに当選したことをご報告しました。

日銀マイナス金利で銀行株は下がる? 富山第一銀行(IPO)調べた

本日3月15日に上場され、無事に初値で売り抜けましたので、結果を備忘録として残しておきます。

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とりあえずプラスで、ほっ……

結果、プラスでした。

募集金額470円→初値500円(+6.4%)

toyama

消費税などもあり、半端な数字ですが、+2,865円ですね。

チャート(15分足)を見てみると、初値をつけてそのままズルズルと下がるお馴染みの光景でした。一応本日の最安値でも募集価格を上回っていたようです。

toyaa

やっぱり長く持つような株ではない

前回色々と考察した通り、特に目新しさもない事業であり、かつマイナス金利が逆風の銀行株は長く持つ株ではないと思います。

加えて言えばIPOは初値をつけたあと下がるのが相場で、基本戦略は寄付で成行売りです。

おまけ

ちょっと記事が短すぎるので、追記でいくつか。

SMBC日興証券は当日の朝5時から売り可能

募集に当選した株を成行で注文入れておかないと初値で売れません。ところがSMBC日興証券(今回当選)では、いつまでたっても「売却」のボタンが出てきませんでした。

郵政のときに調べたはずですがど忘れし、あれ、どうだったっけと思って再度確認してみると、こんな文言が。

http://faq.smbcnikko.co.jp/smbcnikko/web/faq/detail.asp?Option=0&NodeID=234&DispNodeID=0&CID=0&Text=&Field=1&KW=0&KWAnd=1&Attrs=&SearchID=&Bind=FALSE&Page=0&Rows=10&Sort=&NB=1&FAQID=453&baID=9&strkind=9&AspPage=LST

【売り注文】
上場日の朝5時から注文することが出来ます。
(上場日の前営業日と上場日の間に土日祝日等の休日を挟む場合は、前営業日の翌日朝5時から注文が可能です)

ということですので、早起きしないといけません。なんたって基本的に9時には初値がついてしまいますので。

念のためですが、「当日中・寄付成行」で売ると初値で売ることが出来ます。

やっぱり考えたいリスク、時間及び資金拘束に対するリワード

今回3,000円弱の収益ということで、プラスなのは良いのですが、このIPOに当たるまでに費やした時間、拘束されたお金、そしてマイナスのリスク……これら諸々を計算すると、果たして「投資」としての適正はどうなのかなというところも正直あります。

今回の当たりも「同時期に多数のIPOあり」「不人気銘柄」「枚数が多くて当たりやすい」といった好条件の元でようやくでした。SMBCに開設されている口座の数は250万近くあり、その1%が応募していたとしても当選率は1%を割ります。

こうして考えてしまうと、少し投資額を削減してFXの短期売買に回したりETFに回したりという戦略もありかなと思ってしまいます。

とはいえIPOには明確な正の期待値があるという利点もあるので、リスクリワードを意識した投資金額の調整をしていきたいと思います。

 

短いですが、今回はここまでです。

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