【SBI×バンガード】SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドは買いなのか?

投資信託、ETF

数日前にこんなニュースが出てました。

参考SBIグループとバンガード 初の共同ブランドファンド「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」募集開始(予定)のお知らせ

今まで楽天・バンガードのインデックスファンドが出回っていましたが、SBIもバンガードと組んでS&P500のインデックスを出しますよと。

募集開始は9/12の予定。

おそらくつみたてNISA対象にもなるでしょうし、資産流入が伸びれば良さそうな内容には見えます。

ひとまず優良ファンドということでウォッチしていきたいですね。

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SBIバンガードS&P500インデックスの仕組み

一言で説明すると、

米国市場の主要指標S&P500をベンチマークとするVOOを、日本円で購入出来るインデックスファンド

ということになります。

調べた限り、仕組みとしては楽天バンガードと同じで、バンガード社のETFを買い付けるだけのようです。

(出典:楽天投信)

そして、楽天全米株式がVTIを買い付けるのに対し、SBIバンガードはVOOを買い付けることになります。

いずれもバンガードの有力ETFであり、母体のファンド規模が巨大だということは、将来も運用を続けてくれる安心感があるということです。

SBIバンガードS&P500インデックスの魅力

S&P500は最有力投資先

資産運用をする上で、米国市場への投資はマストと断言して良いです。その中でもS&P500は常に最有力候補です。

日本株と比較したリターンは雲泥の差。

(出典:マネックス証券)

ここ1~2年でようやく手軽に米国市場へ投資できるパッシブファンドが増えてきました。

加えて、そうしたファンドは国がチェックしてつみたてNISA対象ファンドに設定されています。次はこうした競合ファンドとの比較になります。

信託報酬の低さ

最大のポイントはコストの部分。

信託報酬0.09264%というのは、楽天バンガードやeMAXIS Slimを下回る業界最安値クラスです。まあ、特にeMAXIS Slimは追従してくれそうな気がしますが。

コストの重要性は語っても語りすぎることはないですね。

(出典:ダイヤモンドZai)

株のリターンは以下のように因数分解出来ますが……

資産区分ごとの期待リターン + 運用による超過リターン − 手数料

このうち、コントロール可能なファクターは手数料しかありません。手数料の低いファンドを選ぶことはリターンに直結します。

投資対象としてどうか?

運用の成否を決めるコスト面で一番安い点は確かに魅力的ですが、ちょっと待ってくださいね。すぐ買いに走るのは危険です。

実態がベンチマークと乖離していたり、あまり話題にならず人気化しなかったりする可能性もあります。

もうちょっと運用実績が出るまでウォッチしていきたいところ。

つみたてNISAの開始と同時に出てたら人気ファンド間違いなしだったと思いますが……。

米国の低コストETF:シュワブ・US・ブロードマーケット(SCHB)

米国にはチャールズ・シュワブという運用会社があります。

チャールズ・シュワブのファンド「シュワブ・US・ブロードマーケット(SCHB)」は全米の約2,000銘柄を組み込んだETFで、経費率はわずかに0.03%です。

今年3月の価格改定でVTIやVOOも0.03%に下がりましたが、それまで最安ファンドはバンガードではなく、ブラックロックでもなく、実はチャールズ・シュワブだったりしました。

それでも同社はそこまで有名でなく、資産総額もトップ10には入っていません。

(出典:野村資本市場研究所)

既にコストは0.01%刻みで価格競争しており、過当競争になっていると思われます。

ここまで下がるとわずかなコストメリットを取るよりも、ファンドが大きく(きちんと資金が流入している)、長期で運用を任せられる会社を選ぶべきだと思います。

コスト0%の投資信託が実現するかどうか、考察記事は以下リンクからどうぞ。貸株による収入で実現は不可能ではない、という結論です。

インデックスファンド(ETF)は経費率0%まで値下げ出来るのか

補足:米国の確定拠出年金制度について

上記の運用会社の上位寡占化は、米国の確定拠出年金制度に依る部分も大きいです。

米国では2006年に年金保護法が制定され、拒否しない限り確定拠出年金に入ることになっています。

加えて2007年から確定拠出年金のデフォルト商品が設定されました。

デフォルト商品はターゲット・デート・ファンドと呼ばれるもので、退職日に向かってリスクが小さくなるよう作られたものです。

バンガードはターゲット・デート・ファンドでトップシェアを握り、資産総額を急上昇させた背景があります。

(出典:野村資本市場研究所)

日本の年金基金もそうですが、政府系金融機関の動向は無視できません。巨額の資金を運営するため、相場への影響が大きいです。

余談でした。


今のところSBI証券での購入になるようですが、すぐに楽天証券でも購入できるようになるでしょう。

つみたてNISAをこの機会にはじめてみてはいかがでしょうか。

【おすすめ投信も】つみたてNISA(積立NISA)のはじめかた

SBI証券の口座開設はこちらからどうぞ。


SBI証券

ではでは。

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