今日は知り合いからの質問について記事にしようと思います。
なあ、俺全然お金ないんだけど、そんでも資産運用やったほうがいいのかな?
基本やったほうがいいけど。
やらないほうがいい場合もある?
生活資金が心許ない場合と、自己投資したほうが金になる場合かな。
例えば資産が100万円以下でも資産運用する意味はあるのか、という質問と同じだと思ってください。
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資産運用は余剰資金でやるもの
資産運用はすぐに手を付けなくていいお金で、というのは口を酸っぱくして言っておきます。
お金が減った時の心理的負担が大きくなりますし、なにより投資は継続しないと意味がないので、急な入り用で引き出してしまってはいけないのです。
安全資産の割合でリスクを調整する
損失(含み損)が生じるのは株式投資で避けられないことです。リスク資産への投資ですから、元本は保証されていません。
そして、安全マージンの担保については、リスク資産内の比率ではなく安全資産とリスク資産の比率で調整することが必要です。
一つのかごに盛るなとかいう(ちょっと違くないか?)格言がありますが、あれで誤解しないようにしたいのですが、
保有株が増えるほどリスクが分散されます(ひとつの株に集中投資するよりは)。ただいくら分散したところで株というリスク資産の中での配分調整に過ぎません。
現金などで持っておく、投資しない割合を増減させてリスクを調整するようにしましょう。
資産がいくらでも投資先は同じ
安全資産とリスク資産の比率を重視する反面、最適なアセットアロケーションは考えなくてよいです。
資産がいくらであろうと、ひとまず世界分散しとけばいいので。
正直100万円ならサラリー上げに行ったほうがいい
こういった分散投資の利回りは3~5%程度で、100万円あっても年間3~5万円にしかなりません。
ところが、100万円+ある程度の時間があれば大体のスキルを時短で身につけられると思います。所謂自己投資ってやつですね。
で、スキル持って転職すれば単純にサラリーを稼ぐ力が上がり、結果的に利回りが高くなります。
身につけたいスキル
金融リテラシーって言っちゃうと身も蓋もないので、それ以外で^^;
- 転職活動:転職の面接慣れとかコネクション作りとか、一種のスキルだと思ってる……。
- 英語:TOEICの点数が高いと行ける会社の幅が超広がります。自動翻訳が本気出したら腐るかもしれませんが、対面のコミュニケーションが出来る人材はずっと重宝されるでしょう。英語アプリ作ってるので、よかったらどうぞ→TOEIC600点を目指す必須英単語〜シスター英単語300(TOEIC編)
- プログラミング:今の時代、プログラミングスキルは高サラリーに必須になってきます。
- 狙っている分野の専門スキル:目星をつけてスキルアップに時間を注ぐ。
こんな感じですかね。
会計の知識もサラリーマン三種の神器のひとつらしいですが、財務会計業務はAI化して消えていく職業上位に入るので、そのまま使えないかもしれません。
遊びに行くという自己投資
あるいは100万円くらいはまた貯まると思ってぱーっと使っちゃうのもいいんじゃないですかね。いやそんな安い金額じゃないですが……。
趣味に散財したり、海外旅行したり、遊びに出かけたりするのも自己投資の一つだと自分に言い聞かせてます思ってますよ。
300万円からの資産運用
じゃあいくらから資産運用すべきかとなると難しいのですが、300万円くらいから考えていいのかなあと思っています。
特にイベントがなければ、1年で300万円は使い切らないだろうという理由ですが……。
まあ冒頭書いたように、基本的に資産がいくらであろうと、やれるならやったほうがいいです。
ただ、資産が少ないうちはサラリーアップを狙ったほうがリターンが高くなる可能性もあるということで、300万円くらいを目安にスタートしてはいかがでしょうか。
関連記事です。
1000万円くらいから資産運用の効果を実感できるようになります。
コツコツ積み重ねた結果、将来は自分の年金代わりになりますね。個人で資産運用出来るなら年金は不要なのです。
初心者と語り合う。