先日の記事ですが、最後に出てきたグラフはある種希望を抱かせるものだと思いました。
あれだけ低パフォーマンスと言われ、現にバブル絶頂期の半分程度しか株価は回復していない日本株でも、今やトータルリターンでは1.5倍になったのですから。
やっぱ、「とりあえず投資をはじめよう」ということです。やらない理由を探すよりはずっと前向きですね。
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あなたが信じるべきデータ
ブログでもいろんなデータ出してますが、自分としてはこのデータを信じておけばいいのかなって思います。
過去200年、株のリターンは平均して6.7%程度あったということです。この間に世界恐慌もブラックマンデーも、リーマンショックもすべて含みます。
あるいはこれですね。日本だと4.5%くらいの利回りになっています。債券は実質リターンマイナス。
もし株式リターンがマイナスになるなら資本主義も終わってます。
それが2045年(シンギュラリティ)くらいのことであれば、たぶん仕事も要らずお金も使わない社会になっていると思うので、気にしないでいいと思ってます。
期待リターンは保守的に見積もる
将来の期待リターンは少しコンサバに見積もって4~5%程度としても、十分な収益になります。
5%だと13年で2倍になる計算です。実際には右上がりではないので、もう少し時間がかかりますが。
今回は1989年~2017年の27年で1.5倍ですから、(全額一回で投入したと仮定した雑な計算で)だいたい年利回り1.5%程度です。流石に低いですね……。
まあ銀行に寝かせていても年0.03%程度にしかならないので、これでもやらないより遥かにマシなのですが。
さっさと仕組みを作ろう
ちなみに株を保有しているという人は日本人全体の13%しかおらず、これ従業員持株制度を含めないともっと下がると思われます。
老後の不安だとか年金問題に頭を悩ませる前に、自分でさっさと「お金がお金を稼いでくる仕組み」を作ってしまうことをおすすめします。
実際、お金持ちほど投資をして、貧乏人ほど浪費をしています。
こんなの不都合な真実でもなんでもなく、全員に必須教育として広めていくべきことだと思うのですが、
こういうことを言うと必ず
- 投資はリスクが高い! ギャンブルだからやらないほうがいい!
- 汗水垂らして働いた金だから意味がある! あぶく銭は残らない!
というマネーリテラシーの欠片もない労働至上主義者ちょっとお節介な人たちにクレームを入れられるので、いつの間にか知る人ぞ知る秘匿された事実ということになっています。
日本ではお金の話がタブーなのです。
このブログに来たあなたは秘密を知った1割になったわけですので、この機会を逃さず投資をはじめていきましょう。