たまたま今日の記事で読んだのですが、日本のビジネスパーソンはITスキルがやたら低いという調査結果が出たそうです。
こんな感じ。
あくまで自己評価なので実際もっと出来るのかもしれませんが、まあ自分の周囲を見回せばその可能性が低いことにも気づくはず。
「自分は車の運転が出来る方か?」と問われると8割が手を上げたらしいので、常に自己評価が低いわけではなさそうです。
ところでITスキルってなんだろう
さて、皆さんにとってビジネスパーソン向けの「ITスキル」とはなんでしょうか。
Excelが出来たらいいの?
ブラインドタッチ出来たらいいの?
プログラミング出来ないとダメなの?
よく分からなかったので「ITスキル とは」で検索かけたのですが、イマイチヒットしません。
そう言えば、この検索するという能力も立派なITスキルのような気がしますね。
ITスキルの移り変わり
この検索方法について以前面白い記事を読んだのですがブックマークが消えていました。(´・ω・`)
仕方ないので記憶を掘り起こしながら書いていきます。
ブラインドタッチは出来ない
和波は今27歳です。10歳くらいでブラインドタッチを覚え、12歳で自分のパソコンを持っていました。買った当時はXPでしたね。
昔はフラッシュのタイピングゲームなんかで訓練していた記憶もありますが、中学生以降は何不自由なくキーボードを打つことが出来ました。
ところが、今の10代後半~20代前半くらいの子はブラインドタッチが出来ないらしいです。
理由はスマホしか持ってないから。
スマホだとフリック入力ですよね。キーボード入力が当たり前でない世代だそうで……。
これ聞いたときちょっとショックでしたww
で、もっとショックだったのが今の10歳くらいの子はフリック入力も出来ないと聞いたときです。
え。
じゃあどうやって入力しているのかというと、音声入力なんですね。困ったらLINEスタンプ貼っとく。
ついに手を動かす必要もなくなったらしいですね。
ま、これは作り話半分かもしれませんが。
ググらない
和波としては分からないことをGoogle先生に聞くのはアタリマエの行動なんですが、そもそもこれが違うらしい。
どうやるかというとSNSで聞く、SNSで検索をかけるんだそうです。
あるいは動画を探す時、商品を探す時にレコメンドを見るとか。ふむ。
これはブログ運営としても結構重要で、若い世代をターゲットにしたSEOはやり方が異なるケースもあるかもしれません。
まだ検索流入が圧倒的ですが、年齢層によってはSNSを重視するなど変化が出てきそうですね。
パワポ廃止とRPA
前ちょっと記事を書いたんですが、パワポ廃止する会社は結構多いです。Amazonは有名ですね。
パワポ資料作りは必須のITスキルではないようです。
Excelはまだ現役かもしれませんが、少なくともワープロの代替として文字起こし&印刷には不向きだとそろそろ分かってほしい。
何もかも古臭い弊社は未だ紙の文化ですが、最近になってようやく紙を持ち歩かないワークスタイルが浸透してきています。
和波の最近の仕事で、「ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA:Robotic Process Automation)」というのを扱ったりしています。
定型的なExcel入力など、単純作業は全部自動化しちゃおうというものです。人の手でやるのは例外処理。
あるフォーマットの書き方とか会社の慣習に詳しいことは、最早スキルと呼べないのです。
使える技術をちゃんと使おう
ということで、ビジネスパーソンに必須とされるITスキルは変わってきているのではないかと思いました。
というより機械が優秀になっているので、やること少なくなってますね。
ITスキルとは言うなら便利な最新ツールをちゃんと使いこなす技術、なのかもしれません。まずは。
ビジネスにおける三種の神器
余談です。
今もそうなのか分かりませんが、どんなビジネスパーソンでも学ぶべきは、この3つと言われてきました。
- 英語
- IT
- 会計
これもだいぶ変わってくるんじゃないでしょうか。こんなふうに。
- 英語:自動翻訳が完成してくれればTOEIC要らない(必要ない人までって意味ね)
- IT:スキルとしてはもっと高度化(二極化)しそう
- 会計:大事
ということで、和波はこの3つを学んだほうがいいと思っています。
- 一般教養
- 資産運用
- 伝える技術と聞く技術
余談なので詳しい話はまたいつか機会があれば。