死ぬ間際に「もっと仕事したかった」と後悔するサラリーマンは絶対いない。

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たまにはエッセイ的ななにかでも。

投資系の記事は「読んでくれた方にとって、役立つこと」を目標に書いているのですが、それとは別に私という人間像を知ってもらいたくて、だったらエッセイも書いて自分色を出してみようとなりました。ということで今回は仕事論でも吐き出してみましょう。

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現代人のプライオリティは仕事から余暇へ

まあお給料も年々下がっていますしね。見事な右肩下がりを見てくださいよ;;

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(出典:年収ラボ)

時間はどうかと言うと下に図になります。ただし統計情報は数字のトリックに気をつけてください。労働時間は減っているようにも見えますが、これは単に派遣が増えて全体を押し下げただけです。

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なんにしても、頑張って出世して、結婚して子供を作って、家は一戸建てと新車があって……という夢はもはや過去の産物。「現代は物質的豊かさから精神的豊かさへ重きが移っている」とはよく言われる話ですが、ご多分に漏れず私もその一人です。

やりたいことやって生きるって素晴らしい!

でしょう?

この記事のタイトルを見て来た人なら、人生を充実させるものは仕事じゃないと同意してくれますよね。そうです。やりたくないこと……例えば仕事なんてものは後ろにあるべきなんです。ついでに言うとあの世にはお金も持っていけないので、後回しです。

――一度しかない人生、楽しく思いっきり生きたい!

こんな当たり前のことに、多くの人が気づきはじめています。ただし日本の制度や慣習、そしてなにより懐事情が当たり前を許してくれません。だからみんな、血反吐を吐きながら必死に出社しています。

会社と個人の距離感が変わった?

だからせめて、ストレスのない仕事がいい。ストレスの原因は「人間関係の悪化」「長時間労働」「仕事内容の不満」ですね。そんな些細な願いですが、叶いません。

適当に思いついた例で言えば、MERSの大流行で、マスクを販売する会社「くればぁ」は増産体勢を整え、捌きました。当然会社は凄まじい利益を上げたことでしょう。代わりに社員が何を失ったのかは分かりません。

夏場のマスク増産は異例のこと。同社は従業員を急きょ増やし、休日返上で製造にあたっている。

私は休日出勤など耐えられません。それが楽しくもない仕事であればなおのことです。人は週に六日も七日も働けるようには出来ていないんです。ただでさえ仕事は辛いことばかりなのですから、働いたらちゃんと休まないと壊れてしまいます。

今日立ち読みした文庫本(タイトル忘れてしまいました……)にもこう書いてありました。

思わぬ商談獲得に社員は嬉しい悲鳴――いえいえ、それはただの悲鳴なんですよ、と。

仕事なんて取れなくていい

それもそのはず、この国に根ざしているのは年功序列賃金制。成果ではなく勤続年数によって評価が決まる仕組みなのですから、誰も無理して働くはずがありません。それどころかサービス残業なんてものが蔓延している始末ですからね。

ここが労働者と経営者で決定的にズレている。末端のアルバイトにまで会社の経営方針を共有させ、ときにはアイデアを考えさせるようなボトムアップ経営が持て囃されていますが、サラリーマンからしたら潰れない程度に閑古鳥が鳴いていたほうが都合いいんですよね。早く帰れるし。そんな相手からいい意見を引き出すことが間違いですよ。

役割を分ける。それぞれに応じた報酬を支払う。社員のやる気を引き出させるために四苦八苦しているなら、そうすればいいと思うのです。人によっては権限を与られる(承認欲求が満たされる)とやる気が出てくるらしいですが、そこに今ひとつピンと来ないのは私がひたすら重たい責任を負う仕事をしているからでしょうか……。

会社に人生の全てを捧げて、見返りはあるか

昔はどうして頑張れたのでしょう。昔の人はずっとタフだった? それとも情報非対称の時代で洗脳が上手くいっていた? 私はそうは思えないんですよね。損をする仕組みであればいずれは淘汰されます。

その答えは終身雇用制です。護送船団方式と呼ばれていましたが、個人は会社に尽くす代わりに会社も個人を保証していたのです。会社とは運命共同体であり会社が成長すれば自分の地位も待遇もどんどん良くなりました。だから懸命に働くことで会社からの確かな見返りがあったのです。年金をもらって悠々暮らしている老人世代を見れば分かります。

※余談ですが、72の法則というものがあり、銀行預金の金利が7.2%であれば10年で倍になります。中高年以上に株式投資が全く浸透していないのは、特にリスクを犯さずともお金が増えていったからです。

ところが今は取り巻く環境が様変わりしました。

  • 事業ライフサイクルが縮まり、絶えず競争に→知識やノウハウが陳腐化していく、時には過去の慣習に囚われることが足かせに。
  • そもそもの問題として、会社が何十年も残れない
  • 高齢の社員に対する賃金が重しとなって利益を圧迫(日本企業の営業利益率やROEは米国と比べてはいけないレベルで低い)→コストカット
  • グローバル化で安価な海外勢との競争激化

ちなみに言うと、終身雇用制というのは昔から基本的には大企業に限った話です。ただ今後(派遣導入しているから既に?)、大企業でも雇用の維持が厳しくなりそうなのです。途上国との技術優位がなくなって競争が激化すれば、高給の管理職を切れない日本は価格で負けます。競争に負ければ会社が潰れ、今まで心血捧げてきたものは泡となって消えてしまうのです。

ないない尽くしの現状で、私達が仕事について求めるべきことは……

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ここまで見てきて、個人と会社の距離が開いてきたことが分かりました。もう働いても見返りは少ない、であれば私達も仕事とプライベートとの両立ではなく、プライベートを優先すべきです。

週休三日や、一日六時間労働といった、個人に合わせた労働選択の権利を

「仕事が終わったから早く帰ろう」ではなく「仕事が終わったから空いた時間でなにをすべきかみんなで考えよう」とかいう論がまかり通る国にも新しい風が吹いています。

増え続ける介護をはじめとして、何らかの事情によりフルタイムで働けないという人向けに、週休三日、四日あるいは時短労働が一層広がると予想されます。ダブルワークも需要が広がっていくことでしょう。

もちろん、給与体系も変えます。自分の懐事情と相談して労働条件が選択出来ればどれだけ働きやすくなることか。

このあたりについて海外の事例を取り出すと切りがないのでやめますが、日本でも取り組みはちょっとずつ増えてきていますので、もう少し辛抱してみましょう。

ファーストリテイリングの週休三日は頑張ってほしいです。給与維持の代わりに一日が十時間労働ですが……丸三日休みがあればやれることが広がりそうです。あと一歩ですよ。これで八時間労働の週休三日にしたらてのひら返して信者になるのでよろしくお願いします(笑)

在宅ワークの増加

通勤時間の長さはストレスと明確な比例関係にあるそうです。

二十分とかほとんど全ての人に当てはまるのではないでしょうか。これはカナダの研究なので、あちらでは会社の近所に住むことが当たり前なのかもしれません。

さて、この問題の解消が在宅ワークです。シンクライアントでセキュリティを確保すれば十分あり得るんじゃないですか。私の仕事なんて毎日行く必要性も感じませんし、Web会議も実用に耐えるレベルになりました。

新しい働き方が受け入れられるには先進企業の良い事例が必要です。グーグルさん頼んだ。

それと、仕事は個人ではなく会社に来るようにしてほしいですね。来た仕事を各担当に割り振って捌くのが管理職の仕事です。判子押すだけが仕事じゃないんですよw

複数の収入、楽しいことを仕事に

趣味を仕事にするなと言う人もいますが、それは「仕事」そのものにある辛さ(納期やクオリテイなどの責任)とごっちゃになっています。つまんないことやるよりは充実しますよ。

物書きの仕事、絵の仕事であれば私はいくらでも休日潰してやります。チャートとにらめっこ、新しい株探しだって同じです。楽しいんです。複数の収入があれば生活も安定しますしね。あなたも今日から自分の好きなことに取り組んでみましょうよ。

ここまで読んでくださってありがとうございました。余暇について全く書けていませんが、今回はここまでです。

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