これまでとこれからの市場拡大について考える

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今回は自分の思考整理的な意味で、市場拡大についてまとめた記事です。読み物と思ってもらえれば(*^^*)

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~1970年:市場拡大=地理的・物理的の拡大

人類史を振り返って、市場の拡大とは長らく地理的・物理的な拡大と同義でした。

 

古くは世界四大文明に代表される、河川を中心とした小さな生活圏が世界の全てでしたが、やがて東は秦が中国を統一し、西はローマ帝国がヨーロッパ全土を支配するようになりました。

ローマ帝国崩壊後、欧州は複数の強国が群雄割拠する時代になりました。各国は軍事的経済的な競争に勝つため、海を渡っての海外植民地政策がはじまります。

 

主な植民地はインドをはじめとしたアジアと、南アフリカをはじめとしたアフリカ大陸でしたが、その中でアメリカ大陸の発見がありました。

当初インドと勘違いされていたので、先住民はインディアンと言われます。

アメリカ大陸の東海岸に拠点を築いたものの、大陸は南北東西に広かったため、西へのインディアン討伐政策がスタートします。

フロンティアと言われるアメリカの西部開拓時代ですね。陸、海からの開拓が進んだことで、19世紀にはほぼ正確な世界地図が完成しています。

 

二度の世界大戦を経て飛行機の技術が発達すると、世界を結ぶ距離はぐっと短くなりました。

世界中どこからどこへ行くにも一日以内にアクセス出来るようになったのです。

また、科学技術の発達は人の住む場所を開拓し、平均寿命を引き伸ばし、世界的な人口爆発に貢献しました。

 

さて、こうした地理的な拡大は人類の限界まで到達したように思います。

神秘の大陸と言われたアフリカも、今や未知ではなくなりました。

エジプトや南アフリカなど今や東京の景観と見紛うほどの超高層ビルが立ち並ぶ大都会になっています。

 

以前「人間はどこまで耐えられるのか」という本を読みましたが、空高くも海底深くも、暑いも寒いも、文字通り行けるところまで行ったのが現代21世紀でしょう。

 

では、地理的・物理的な拡大が終わった後はどうなったのでしょうか。

1970年~:市場拡大=仮想空間の拡大

地理的拡大の限界は世界で養える許容人口の限界でもあり、ひいては資本主義経済の限界となるはずでした。

資本主義経済は常に成長していくことで延命出来るシステムだからですね。

 

ところが、ちょうど世界のすべてが攻略本に書かれたと同じくらいに、技術革新によって新たな市場が誕生しました。

それが仮想空間(バーチャル)市場です。具体的には「金融」と「IT」の登場ですね。

今のGDP比率で金融+情報通信が10~15%程度あるので、こいつが資本主義を延命させたと言っても過言じゃないわけです。

(出典:総務省)

 

これらは現実に実体がないため、物理的な制約を受けません。

レバレッジを活用した日々の為替取引は、現物取引の数百倍とも言われます。

7~8年前になにかの本で読んだ記憶では、ドル円の一日あたり取引量は50兆円を超えていて、そのうち現物は1~2兆円程度だったはず……。

 

ITの根本となるインターネットの究極的な成果は、世界中の距離をゼロにする技術だと思っています。

ITビジネスの申し子であるアマゾンとグーグルは、それぞれ商品と情報へのアクセスにかかる距離をゼロにしました。

【米国株】グーグル、アルファベットの銘柄分析(GOOGL、Google、Alphabet)
【米国株】アマゾン(Amazon:AMZN)の銘柄分析

SNSの雄であるフェイスブックは、人と人との距離をゼロにし、その集合単位を変えることで新たな市場を創出したと言えるかもしれません。

【米国株】フェイスブック(Facebook:FB)の銘柄分析

 

次世代技術のVRはバーチャル空間に新たな世界を無数に作ることが可能な技術です。

やがて人格が電子化されたとしたら、我々は電子の海を泳いで好きな世界を永遠に生きることすら可能になるでしょう。

VR(バーチャルリアリティ)についてまとめた VRサービスまとめ、今後の展望、オススメ体験スポット

これからの市場拡大とは

さて、こうした傾向を踏まえてこれから市場拡大を考えてみましょう。

地理的な再拡大(宇宙へ)

地球上のほぼすべてが開拓されたものの、地理的にはまだ大きなフロンティアが残されています。

それが宇宙です。

航空技術が発達した今、宇宙飛行は夢ではなくなりつつあります。21世紀は宇宙市場を開拓する時代だと和波は思っています。

この辺は記事色々書いているので読んでください(><)

3分で分かる、宇宙ビジネスの現状と未来
宇宙ビジネス(宇宙産業)の関連銘柄考察(日本株、米国株16社+アルファ)

ミクロの世界(ナノテクノロジー)

遠くに遠くに行くだけでなく、逆に我々人体の中へと入っていったりと、もっとミクロ世界の市場拡大も進むと思います。

ナノテクノロジーってやつです。

原子や分子といった最小構成単位に切り分けた世界は、未知の領域です。

こうした技術は同時に医療における進歩にも繋がります。人の脳の病気を解決する日もそう遠くはないでしょう。

【日本株】バイオベンチャー(創薬)関連銘柄【小型成長株36社コメントつき】

時間の拡大(不老不死による無限時間)

これからは医療技術の発達、あるいは人間のロボット化によって寿命が伸びていく時代です。

時間が拡大するという意味で、一つの市場拡大と捉えることが出来ると思います。

マッチングの無限組み合わせ

ITによるパーソナライズ化が発達すると、個人to個人のマッチングが実質無限に存在するようになります。

アイデアの公式は「既存+既存=新規」ですが、組み合わせが変わると市場が広がるのです。

身近なところでの市場拡大

市場の広がりというのは何も大きな枠だけに起こるものではありません。

例えば、iphoneが発表された2007年当初の画面サイズは3.5インチでした。ガラケーは2.6インチくらいが多かったので、これでも大きい方です。

ところで今のスマホを見ると、4.7~5.2インチくらいありますよね。タブレットなら7インチ以上あります。

これはスマホの中で起きている物理的な拡大に他なりません。

画面が大きいということは、アマゾンのページを見たときに3つではなく4つの商品を一画面に表示出来るということになりますからね。


投資家としては、市場拡大の恩恵を受ける企業を探し出せれば大儲け間違いなしです。私達は変化の時代にわくわくしながら立ち会っていきましょう。

 

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新規技術が市場においてどのフェーズにあるのか、という認識は非常に重要です。ガートナー社のハイプ・サイクルを知ることで、これからの傾向を掴めると思います。

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再び戦争の臭いがしていますが、過去の例を見ると戦争によって株価が下がるとは言えません。

戦争がはじまると株価は上がりますか、下がりますか。
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