参考)2016/9時点 グローバル企業の為替レート設定

市況解説、投資小ネタ

つい二日前に出たレポートで面白いものを見つけたので備忘録的に記事を起こします。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券 レポート

ARの関連銘柄を探していたところで見つけたのですが、私が目に入ったのはこっちのまとめ。日本の各グローバル企業が設定している為替レートです。結構バラつきがあるんですよね。

rate1

(出典:三菱UFJモルガン・スタンレー証券)

みんかぶも参考になります。

5/13更新 【平成29年3月期企業別想定為替レート(通年)】

そして、主要360社のうち50%以上が1ドル=110円に設定しています。

ご存知の方も多いと思いますが、トヨタは1円円高になっただけで400億円以上の損失が発生します(逆に円安なら400億円の利益が発生)。

日本の7割はローカル企業であり、グローバル企業は名前こそ知れ渡っていますが絶対数は少ないです。となると本来円高で利益を受ける企業も多いはずですが、日経平均採用企業=花型企業=グローバル企業なので、基本的に円安になると日経平均が上がり、好感触と判断されています(円高で好感触を受ける飲食大手や航空会社は、120円以上の高めのレートを想定しています)。

この辺りは下の記事でも詳しく勉強しました。

投資で稼ぐために景気、金利、物価、為替と株価の関係をまとめてみた。

そして今のドル円レートはこんな感じです。

rate2

私はFXもやっていますが、為替の未来なんて分かるわけがありません。それでも、ここのところ落ち続けてきたので、現時点では想定からだいぶ離れてきていることは分かります。次の決算は下方修正がある企業が出てくるかもしれません。

今は手を出さず、安くなったところで拾いに行きたいところですね。

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