なんだかさらっと面白い質問が来たので記事にしてみます。
ブログは金融商品に例えると何に該当するのかな?
ブログというのは、自分にとっては不動産投資に似ている感じがしますね。初期投資の有無は大きく異なるのですが、他の部分で共通点がいくつか。
- 事前準備が重要
- わりと安定的なインカム
- メンテナンスにそこそこ手間がかかる
- 立地リスク
- それ自体の資産価値
目次(クリックで飛びます)
事前準備が重要
事前準備というのは、ブログで言えばジャンル選定・アフィリエイト選定、不動産投資で言えば現地調査・相場調査になります。
立地は非常に重要ということですね。
常に情報をインプット出来る人に向いています。
わりと安定的なインカム
不動産の利回りはちょっと前は戸建てで5~8%と言われていましたが、最近はもうちょっと低いですかね。一度手に入れてしまえば長期に渡って安定したインカムが続く点が魅力です。
ブログはだいたいレンタルサーバ代くらいしかかからないので、費用対効果は抜群です。投入時間対効果だと回収まで複数年かかると思いますが、こちらも数万PV超えてくるとアクセスも安定します。
アフィリエイトの今後について疑問視されることも多いのですが、少なくともここ数年良いペースで拡大している有望市場です。
SNSも普及し、機関による大本営発表よりも(そのセクターでそこそこ名の知れた)個人の評価のほうがアテになると思います。
将来が評価経済社会みたいになるなら、まあこちらも長期的なインカムを見込んでいいのではないかと。
メンテナンスにそこそこ手間がかかる
ブログは一度育てると割と安定したインカムが得られますが、かといって放置しておくだけでいつまでも稼げるようなものではありません。
すぐ似たような記事、最新記事がでて埋もれてしまうので、定期的に新規記事を投入したり古い記事のリライトをしたり、メンテナンスが必要になります。
不動産も同じで、定期的にメンテナンスを行う必要があります。入居者に空きが出たら宣伝や価格付けも考え直さないといけませんし、リフォーム工事をすることもあります。
外注すればラクになりますが、その分利回りが下がる点も同じですね。
ブログも不動産投資も、買って放置の高配当株ほど不労所得感はありません。ブログのほうがより前向きなメンテナンスかなと感じますが。
立地リスク
ブログはグーグル先生にHPアドレスを飛ばされたらほとんど終了です。検索の10番目と11番目ではアクセス数が桁ひとつ変わるので、検索アルゴリズムのアップデートが常にリスクになります。
不動産は地震等の自然災害はもちろん、悪質な入居者または隣人などを抱えると厳しいです。
ということで、いずれも立地にリスクが偏っていますね。予期しにくい系のリスクで、かつ大きなドローダウンを引き起こす要因です。
それだけに頼ってリタイア生活の試算をすると思わぬところで痛い目を見る可能性がありますね……。
それ自体の資産価値
最後に、それ自体の資産価値について。
不動産が資産価値を持つことは言うまでもありませんが、ブログも資産価値があります。
最近はPV数を集めるサイトの売買が活発化していますので、上場ゴールならぬ売却ゴールがあります。だいたい2~3年分の収益が相場らしい。まあ個人の色が濃いブログだと難しいでしょうけども。
年間100万円稼ぐブログって、単純に2000万円分の高配当株(5%)と同じくらい価値ありますからね。
また、ブログが名刺代わりになって新しい仕事につながったり、新しい人間関係が生まれたりすれば、そのブログには無形資産価値があると言っていいでしょう。
大手ブロガーになるほど、最悪ブログで食えなくなってもコネクションを活かして次の収入源を作ることが出来そうです。うらやま。
以上、不動産投資やってない人間の戯言でした。
関連記事です。
ブログは続けること、ブログ内で同じことを繰り返し言い続けるほうがいい、という記事です。
ちなみにブロガーとしてはこれで良くても、アフィリエイターとしては1サイト1キーワード1記事にしないと(同じキーワード記事が複数あると)両方順位が下がるのでNGです。
持ち家の購入理由に金銭的理由はつけられません。経済合理性では賃貸の方に軍配が上がると思います。
REITの記事です。ちょっと書いてから時間が経ってますが、今も特に投資する意味が感じられず自分はREIT買っていません。
ちなみにですが、REITは配当控除の対象外です。人によっては(収入が少なければ)国内高配当株で配当控除を受けるケースが有利になることも多く、見かけの利回りだけで判断しないようにしましょう。
将来配当課税を一律30%とかになったら別ですが……収入減って消費も冷え込んでるのに税金ばっかり上がって、困ったものです。