普段からあまり外出しない私にとって、在宅勤務は疑似的なリタイアみたいなもんです。
この生活に満足できるかどうかはFIRE適正の高さにも関係してくるんじゃないかなあと思いつつ、この数年の経験でなにが変わったのか書いてみようと思います。
目次(クリックで飛びます)
一日の多くを家で過ごすことはストレスか
とりあえず最大の変化は家にいる時間が長くなったことです。
誰しも満員電車には乗りたくない
FIRE推奨本のまくら言葉は必ずと言っていいほど「満員電車に乗らなくていいだけでFIREしてよかった」で始まりますが、そこだけで見れば今の私も同じ状況ではあります。
これが嬉しいかどうか。まあ嬉しくない人はいないでしょう。
通勤時間は明らかに人生の貴重な時間を無駄にしていて、通勤時間が短いほど幸福度が高くなるというデータがあったはず。
適度に外に出たい
一方で、アンケートを見るとずっと家にいることに耐えられない人も多いようですね。会社にも用事ないのに毎日出勤している人はそこそこいます。
その点、私は別に家にいて苦痛を感じることはそうありません。
まあ一か月丸ごと自宅謹慎とかだと話は別かもしれませんが、私は1~2週間くらい外に出なくても平気です。
これはFIREに向いている特質のような気がしますね。
飯が単調になった
いいことばっかり書いてて思い出しましたが、前は毎日会社近くのうまい飯屋で食べてたのができなくなりましたね。
出勤時代によく行ってた店が次々と潰れてて悲しい。
配達サービスも充実してきたとはいえ、それも含めてレパートリーに限界を感じるのが最近の悩みです。
コロナ社会で新しい交友関係を広げるには
コロナ社会になってもう3年、正直疎遠になった人もそれなりにいます。
まあコロナは単なるきっかけで、元々時間の問題だったのかもしれませんが。
ともあれ、人付き合いにも変化があったと感じています。
会社はちょうどいいコミュニティ
FIREは時間的な自由を得るわけですが、一生一人で過ごすかというと、大半は持て余してしまうでしょう。
適度にやることがあって話し相手がいて、楽しみながらのんびり日々を過ごすことが理想。
なので、いつの間にか交友関係が減るのはあまりよろしくないです。
でも自分から動かないと新しい交友関係は獲得できませんよね。そういうのちょっとめんどくさいですよね。
孤独を感じることは健康に悪いので(これも感じ方は人それぞれですが)、そういう意味では私のような人間にとって会社はちょうどいいコミュニティだったりします。
うん。
実際、よく考えると以前より社内に仲良い人が増えた気がします。これはちょっと意外だったかも。
腹を割って話せるのは対面だけの特権じゃない
大事なことは対面でというのは昔からですが、一方でリモートのほうが本音で会話できる面もあると思うんですよね。特に業務中。
だって休憩所とかトイレとか、近くの飯屋で喋ってたら周りで誰が聞いているか分からないですから。
相手も自分も家にいる=他の人に盗み聞きされないという安心感は割と大事なんじゃないかと。
新しいことをはじめる、社外のコミュニティに参加してみる
まあとはいえ会社を辞めるなら会社外の人間関係もあったほうがいいでしょう。
……あったほうがいいというか、意識して交友関係を広げるかは人それぞれとして、暇な時間を使ってなんやかんやしたことをSNSで発信し続けていれば同好の士が集まってきてくれます。
振り返ると3年は結構長い
コロナが爆発的に広まって早3年、毎日出勤していた頃の記憶はちょっと薄れつつあります。
こうなると人間都合のいい記憶だけ美化して覚えているものです。確かに楽しかったこともあった。ほとんどめんどくさかったはずなのに、不思議ですね。
そういえば、20年3月のいよいよ本格的な流行を控えて、ここに来るもの最後かもしれないなあとのんびり街中を歩き回った思い出があります(仕事中に)
会社の人ともこれが最後かもね~みたいなこと言いながら飯食って、何人かはたぶん本当に最後になったでしょう。
学校のクラスとか部活とか、毎日当たり前のように会っていた人とある日を境にぱったり会わなくなるのは珍しくない経験ですけどね。
あれから「もう」3年なのか、「まだ」3年なのか。私を含め多くの人は前者じゃないかと思いますが、こうして振り返ると3年は結構長かったような気もする。
まあでも今更毎日出勤時代に戻るのは絶対無理なので、思い出は思い出としてしまっておこうと思います。
先が分からない時代なので、今をポジティブに生きるという単純なことが大事だなあと改めて感じます。
関連記事
テレワーク(在宅勤務)で捗るおすすめグッズのご紹介。
サラリーマンなら株やりましょう。
昔の記事のが尖ってた気がする。
たぶん社畜に開発された同期から俺がいないとこの会社回らない自慢された日に書きましたねこれ。
ではでは。