今回は雑談。苦手なことを克服する完璧主義はやめようって話です。
みんな色々苦手なものがあると思います。
私ですか?
とりあえず営業が出来ませんね。自分を売り込んで行くのも、商品サービスを売り込んで行くのも、お客さんとコミュニケーション取るのも苦手ですよ。
でもですね、だからって苦手をイチイチ克服しようとしてはいけません。それは単なる時間の無駄にしかならない可能性が高いのです。
元々マイナスだったものがゼロになっても、恋愛マニュアルのように仕事を落とすことは出来ません。なぜならゼロからプラスに持っていかないと優位性が生まれないからです。
苦手なものを人並みに持っていくことは出来ても、人より抜きん出ることは非常に難しい。やはり人間には向き不向きがあるのです。
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得意領域でカバーする
しかしながら、苦手なことと同じくらい得意なこともあるはずです。好きなことならもっと良い。
このブログの例で言えば、一つの目標は本を出すことです。そして自己分析すると、元々文章を書くことは好きで、投資も好きでした。投資についてはそれなりに知識と経験も身についてきて、最近は文章を書くことにも慣れてきたように思います。
本を出すに当たって、本当は企画書作って出版社に持ち込みするのが一番いいんですが、それは中々にハードルが高い。でもこのようなブログで書いて発信するくらいなら出来そうです。あるいはもっとブログを続けてネタが貯まっていけば、いつか持っていけるかもしれないと思っています。
ということで、私としてはブログやSNSを通じて知識技術を披露し、評価してくれた相手方がいつかやって来てくれるだろうという、古臭い技術経営をモデルにしています。一度だけですが取材をいただいたという貴重な経験もあり、こんな感じで続ければいいのかなと。
余談ですが、この本すごく良かったです。具体的な企画書の中身もたくさん載っていて、とても参考になりました。
得意な人にアウトソーシングする
集団社会による経済運動というのは本来、各々の専門性を高めて生産性を上げるためのものです。自分の苦手なことを他の誰かがカバーしてくれるから成り立つ社会で、何も一から十まで自分でやる必要はありません。
自分の苦手なことは、それこそ得意な人にお金を払ってやってもらえばいいのです。アウトソーシングとはつまり投資であり、投資とはお金で時間を買うということです。資本主義の原理原則です。
苦手を克服するために使うはずだった時間を買って、空いた時間で得意なことを伸ばしましょう。
ところで私はアウトソーシング=人に頼むことも苦手だと最近気付いてきています。
サイト構築も一から勉強して自分で作ったし、記事も全部自分で書いてるし、SNS拡散もお金払って頼んだりしてないし……まあ楽しいからいいですね^^;
やらないことにも意味がある
やれば経験になる、やることに意味がある、こんなこと言われたら注意したほうがいいです。精神論ですから。
どんなことでもやって意味がないことはありません。どんなつまらないことでも、やれば何かしら得るものはあるでしょう。つまり「やることに意味がある」というのは、やる動機にならないのです。
私達の時間は有限なのですから、投資対効果を考えて取捨選択すべきではないでしょうか。
日本のホワイトカラーはとにかくこうした考え方を嫌うため、生産性が先進国最低水準になっていますね。まあ可能性の大小無視して全部等しくマンパワーを割いてたらそうなりますよね。
なにを隠そう、弊社にも改善活動の成果を毎月発表する(ために残業して資料を作る)という瞠目するような活動があったりします。最早改善活動をしないことが最大の改善活動になっていますが、一度スタートさせた取り組みは止められないらしいです。
結論
真に価値ある人材になるために、減点方式の教育、ゼネラリスト志向の人材育成を無視し、苦手分野は積極的に捨てていきましょう!
苦手でも好きなことだったら頑張りましょう!!
電車でポチポチ(たぷたぷ)やって書けるか実験がてら記事にしてみました。
結構書いたなーと思ってカウントしたら1000字でびっくり(ちょい加筆しました)。スマホだと執筆速度はスローになりますね。