この後の「下がった」、「終わった」、「暴落した」に振り回されないように

市況解説、投資小ネタ

NASDAQ最高値更新で絶好調。

でもチャートがこんなふうになるとすぐ騒ぐ人がいます(偏見込)。

(出典:Yahoo!ファイナンス)

  • ヤバイ下がった終わった
  • もうトレンド転換した(◯◯だったから、というもっともらしいデータを添えて)
  • こんなのに投資してるバカいる??(これからは◯◯だろ!)
  • 手仕舞いした

8月ダウはこんな感じでしたけど、みんないなくなりましたね。今や買うものがないー(´・ω・`)

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短期志向の投資家は声が大きい

冒頭のチャートはコカ・コーラ(KO)の1か月分です。一応コカ・コーラの銘柄分析記事もリンクを置いておきます。

【米国株】コカ・コーラ(The Coca-Cola Company:KO)の銘柄分析【連続増配銘柄】

こういう反応は無視が基本だという話をしていきましょう。

暴落はこんなものじゃない

下がったのは間違いないので、一つ目のコメントは正しい。

持ってる株が損を出したらちょっと嫌な気持ちになります。本当は下がっても「こんないい株が放置されてる」って買い増しする(くらい自信がある銘柄を買え)というのが正しい姿勢ですが、こればっかりは仕方ない。

でも2~3%下がったくらいで「暴落」は言い過ぎじゃないかと。過去にはダウ平均が一日に15%以上消し飛んだ日だってあったんですから。

正しくその時ではないですが、リーマン・ブラザーズが破綻した2008年9月15日からしばらくのネットの声を読むと、本物の下落がどんなもんか分かるかもしれません。

暴落の記憶

残念ながら和波はリーマンショック時には株に参加していないので、その頃の暴落は知りません。

私の記憶している暴落はFX(為替)で、東日本大震災後の79円割れです。実はこの時いくつか買いポジを持っていました(枚数小さかったので、大損にはならず済みましたが)。震災は金曜で、土日で本気でヤバイ地震だったことが伝わったあとの月曜に大きく動いたはず。

当時79円が阪神淡路大震災後につけた史上最安値として強力な抵抗帯がありましたが、一度決壊するとストップロスを巻き込んで暴落が止まりませんでした。

あとはスイスフランの無制限介入撤回ですね。15年1月のお話。スイスは為替水準を保つために無制限介入を宣言して実行していたわけですが、ある日突然終了を宣言してしまいました。

自国通貨を無限に売る(ユーロ買い)には無制限に紙幣を刷れば良いのですが、それは将来のインフレを引き起こす可能性を高めます。お金をばらまくので。加えてEU側で異次元量的緩和を行う観測があり、ユーロ資産の価値を失うことを恐れて介入撤回に踏み切ったと言われます。

当然市場は大混乱で、確かスイスフラン/円が5分で47円くらい動いた記憶があります。数分で値動き30%以上ですよ。確かこれでMT4のサーバ持ってる海外証券会社が潰れました。

当時の私は、桁1つ間違えて表示されてるのかと目を疑うような値動きを堪能していました(ノーポジのまま)。

トレンドのサイクルは思ったより長い

二つ目、トレンドはそう簡単に転換しません。

一説ではサイクルは5年とか10年とも言われ、「そろそろ天井だろ」という感覚的な判断で、たまたま天井と底を掴めたということはまず起こり得ません。

先ほどのコカ・コーラ(KO)株を10年チャートで見ると、数日の下げは全く感じないものになっています。

(出典:Yahoo!ファイナンス)

逆に、まだ天井なんて先だろと言っているとそこが天井でしたという法則も健在。

投資論に必要なのは一貫性

三つ目はネタだから真に受けちゃダメですよ。明日には真逆のこと言ってる人が出てきます。一日じゃなにも証明出来ないというか、一日の値動きにファンダメンタルズは関係ありません。

四つ目、慌てて買うことと同じくらい慌てて売ることは勿体無いと思います。

買い局面は基本ノーポジで挑めるので比較的冷静な人も、売りになるともうポジってますから冷静じゃいられないんですよね。分かります。

私の場合、何がどうなったら手仕舞いするか、購入時点で想定シナリオをたてています。なるべく機械的に動けるように。

長期になるほど状況が変わりやすく読めないのですが、5年以上保有するような株は永久保有銘柄なので、事業の根幹が揺らいでいないかどうかがポイントになります。

短期志向の投資家は声が大きい

インターネット上には短期志向の投資家が多いということに注意してください。

短期投資家の多くは毎日の株価をチェックしているので、それだけコメントも多くなります(中には長期投資家でも買い出動が近いと喜んでいる人もいますが)。

あるいは結果的に短期投資になってしまう人も同じくらい多いです。

例えば、アマゾンが1000ドル超えた頃に「アマゾンは一生上がり続けるからどこで入っても儲けられる(これからもずっと持ってる)」と言って買ったのに、ちょっと下がって来たら怖くなって売ってしまう人。

こういう人は投資方針に一貫性がないです。長期投資家は業績で売ることはあっても、株価で売ることは滅多にないと理解してください。

そう言えば日本の平均的な株保有期間は2.3年でした。

【完全版】自分の投資戦略と優位性について、ちゃんと説明出来ますか

私もFXなら上がった下がったその日のローソク足1本見て騒ぐんですが、一方で米国個別株やETFは気が向いたらチェックする程度。今日の株価をすぐ答えられないのです。

投資家の多くは初心者で、今日の株価に一喜一憂しているだけです。自分でポジション持ってて不安だと、そういう声が余計聞こえやすくなります。逆もまた然りで、自分が大して利益を出していない中、大金を稼いだ報告を聞くと謎の焦りが生まれたりします。

その声はあなたと全く別の世界の住人ですから、まともに聞いているとかえって投資成績が悪くなります。

あなたの投資について、あなたより詳しい人もあなたより正しい人もいません。


といっても、初心者の方にとって最初に指針がないのはつらいですね。私は基本的に本を読み、少額からFXをはじめて損もしながら勉強しました。

今だったらブログを参考にするのも悪くないと思います。なぜならそうした人は自分の投資理論や手法、ポートフォリオを公開しているからです。

自分の考えに合う投資ブログはどんどん参考にして吸収しましょう。もちろん当ブログを参考にしてもらえるなら嬉しいです(*´∀`*)

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