ちょっとだけ大きな生活支出=一回買い替えれば数年~数十年は持つけど、買い替えにはそれなりにお金がかかる=毎月引き当てをしないと計算が狂うような支出。
前回家具について見てみました。
今回は家電編ということで、早速調べていきましょう。
生活に必要な家電と費用
どうも調べていると家電は型落ちのタイミングから、6~9月頃が一番安いケースが多いみたいですね。
ブラックフライデーのセール狙ったほうが安いこともあるので、絶対ではありませんが。
冷蔵庫
まあまず必須となる家電は冷蔵庫だと思います。
サイズによって価格はまちまちですが、意外と大きいサイズのほうが電気代が安いこともあります(これは大きいほうが断熱材などを入れるスペースがあるからとか)
目安となるサイズは「70L × 家族の人数 + 100L(常備分) + 70L(予備分)」らしいです。
- 100~200L(1~2人用):3万~5万
- 200~400L(2~3人用):5万~15万
- 400~550L(4~5人用):15万~25万
耐用年数は10年前後と言われています。
ミニマリストが冷蔵庫捨ててるの見て驚きましたが(常温保存食品&飲料と都度買い出しで済ませるため)、100L未満のサイズでもよければ2万円を切ります。
洗濯機
これも必須。コインランドリーもありますが、行くのめんどくさいですからね。
ドラム式と縦型の二種類があって、ドラム式のほうが倍くらい高いです。あとは乾燥機能の有無もポイント。
乾燥機付き洗濯機は時短家電として最強の一角なので、持ってない人は間違いなく買ったほうがいいです。
ちょっと電気代かかるけど、干す手間を考えると余裕でおつりがきます。
- 洗濯機(一人暮らし):2〜3万円
- 洗濯機(3~4人家族):3〜6万円
- 乾燥機付き洗濯機:4〜8万円
耐用年数は10年前後と言われています。
エアコン
これも必須。年々暑くなっているのはヒートアイランド現象なのでしょうか。
取付工事がセットで必要になるため、それを含めた金額感だと以下のような費用感になります。
- 6畳用:6万円前後
- 10畳用:8万円前後
耐用年数は利用頻度にもよりますが、基本は8年前後です。テレワークでつけっぱなしの日が増えるとフィルターにほこりが貯まるので、定期的なメンテナンスをしてあげましょう。
掃除機
掃除機も必須でしょう。
コンセントから電源を取る普通タイプのキャニスター型、片手で掃除できるスティック型、あとはルンバで有名なロボット掃除機とタイプが分かれます。
紙パック式やサイクロン式など、さらに細かく分類されますが、ざっくり費用感はこんな感じ。
- キャニスター型:1~4万円
- スティック型:2~5万円
- ロボット掃除機:1~10万円
私はほこりやハウスダストがダメなので掃除回数が多くなりがちで、ルンバもどきの安価なロボット掃除機を使って時短しています。
ロボットが掃除しにくい部分はワイパーやモップのようなアナログな道具を併用しています。
ちなみに普通の掃除機は虫が登場した時に出番が来ます…(そういう意味で捨てる時に助かるのは紙パック式ですね)
耐用年数はキャニスター型が6~8年、スティック型が5年(バッテリーの寿命)、ロボット掃除機が2年程度となっています。
電子レンジ
自炊しなくてもコンビニ飯やレトルト食品を調理するのに、最低限レンジはあると便利だと思います。
安ければ5000円程度からありますし、それなりに機能豊富なものでも3万円以内で買えると思います。
耐用年数は8~10年くらい。
スマホ
スマホを家電と言い切るのは若干微妙なところもありますが、それなりに高価でまず手放せないもの筆頭ですよね。
これこそ価格はピンキリですが安ければ1万円以下、iphoneだったら15万円くらいします。
本体寿命は3~4年と言われていますが、毎日使うものなのでバッテリーは1~2年で交換が必要になります。
個人的には、毎日使うものよく使うものにはお金をかけていいと思っているので、変に安いものを買うより目的に合わせて十分なスペックを持っているものを選ぶことをおすすめします。
PC
PCは必須とは言えない家電?というかそもそも家電扱いでよかった?
まあ私にとっては必需品も必需品なので、ここに置いておきました。
値段はやりたいことによってピンキリですが、私は20万円弱のデスクトップPCを使っています。安いものなら3万円とかでもあったりしますが、それならタブレットでもいいかも。
この自作PCを6年使ってましたが、昨年マウスコンピューターのBTOパソコンに買い替えしました。
絵や動画編集にも使うので、グラフィックボードもそこそこのものを積んで、SSD搭載して高速化してます。おかげで原神が快適に遊べる。
PCの耐用年数は一般的に4~5年程度と言われることが多く、普段使いするのであれば立ち上げの遅さを感じたあたりで買い替え推奨です。
必須とは言えない家電
テレビ
テレビはもうほとんど見てないので、必須にはしていません。昔の価格帯が頭に入っているせいか、最近のは本当に安くなったなあという印象。
- 32型:2~7万
- 43型(こっから4K):3~10万
- 55型:5~13万
安値圏はだいたい中国とかの海外ブランド。国産は高い部類にはなります。
耐用年数は7年くらいと言われていたり、国産ブランドの中でもパナとかは長持ちするといわれることが多かったりします。
炊飯器
外食ベースだと必須じゃなくなるけど、まああったほうが便利な家電ではあります。
1~3万円くらいがボリュームゾーン。平均耐用年数は6年くらい。
食洗器
必須ではないけどあると便利な家電筆頭。食洗器、乾燥機付き洗濯機、ロボット掃除機は家事効率化の三種の神器と言われています。
やっぱり、ゼロにリセットする家事は自動化するに限ります(料理みたいに何かを生み出す家事と違って、もとに戻すだけの家事)
- 卓上(外付け):2~5万
- 備え付け:6~10万
うちはシステムキッチンと一緒に備え付けてしまいましたが、多少場所を取ったり水を入れたりする手間を気にしないなら外付けタイプでも十分です。
平均耐用年数は10年くらいですが、体感それまでに壊れることも多い印象……。
加湿器、空気清浄機
コロナ影響もあって売れ行き好調の空気清浄機。湿度を一定に保っておくと、風邪などの予防にも効果があると言われています。
1~3万くらいのレンジが多いですね。
ちなみに電気代が多い家電は
電気代の多い家電は以下のランキングを参照。
参考【2022年最新版】電気代の高い家電11選、一番電気代のかかる家電は?
- 1位:エアコン(1.6万~5.2万円/年)
- 2位:洗濯機(9000円~2万円/年)
- 3位:食器洗い乾燥機(1.5万円/年)
- 4位:冷蔵庫(6000円~9000円/年)
- 5位:テレビ(5000円/年)
- 6位:照明器具(2,500円/年)※1台あたり
24時間ずっとつけてる冷蔵庫や夏冬フル稼働のエアコンの電気代が高いのは致し方なし。逆にレンジや掃除機は1000円ちょっとでした。
家電は新しくなるほど節電効率がよくなるので、特にランキング上位のものは無理して使い続けるより適度に買い替えたほうがいいケースもあります。
例えばテレビなんて10年で2倍近くエコが進んだりしています。
あとはこんな情報出しといてなんですが、個人的には電気代の節約は労力に対してリターンが割に合わないと思っています。
無駄に使う必要はまったくないですが、使うところはちゃんと使って快適に過ごして、パフォーマンスが上がったほうがよいんじゃないかと。
まとめると
最低限必要なものをまとめると、全部でこのくらいになります。マンション引っ越し想定だと、エアコンや照明は備え付けのケースもあります。
- 冷蔵庫3万(100L)
- 洗濯機2万
- エアコン6万
- 掃除機1万
- レンジ1万…etc
新婚生活実態調査2018(リクルートブライダル総研調べ)によれば、家電製品の購入金額の平均は37.8万円だそうです。
二人暮らしのケースなので一人暮らしより大きい数字にはなりますが、家電はどうしても耐用年数があるので何回か買い替える必要があり、トータルの費用は家具より大きく、数百万円になるでしょう。
ある日家電が故障して急な支出で困らないように、計画的に支出計画を立てておいたほうがよさそうです。
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節約も大切ですが、どうお金を使うかも大切だと思います。
ビックカメラやヤマダ電機の優待は自社クーポンなので、家計の足しになります。
ではでは。