投資においてリアルタイム情報は追い求めなくても良いと思う

市況解説、投資小ネタ

なんか久しぶりに日経もダウも落ちたっぽいですね。この記事書いている2/5夜にはじめて知りましたよ^^;

なんとなくツイッター見てたらそういうニュースがタイムラインにいっぱい流れてきて、「そっかー」みたいな。笑

和波の情報収集はわりと適当ですし、正直そこまでアンテナは高くないです。株価もあまりチェックしません。

 

調べてみると、どうにも今はこんな状況っぽいですね↓

「米国で金利が上がって長期債券利回りも2.7%を超えて、ついにダウが暴落したんだよね。それに連動して日経も暴落して、これは本格的な調整局面に入ったと思うんだ。各資産が後退をはじめたし、VIX指数も急上昇してる。あらゆるサインが点灯しているよ」

 

楽しい、こういう会話。

でも大丈夫、昨日の情勢なんて知らなくても投資は出来ますよ。むしろ知らないほうがいいんじゃないかと思う今日このごろ。

皆さんの興味あるネタに追いついていないのはブロガーとしてどうなの、という指摘はさておき。

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リアルタイムの情報を得ると、リアルタイムで判断したくなります。

リアルタイムで得た情報は、確かにその場その時でしか優位性を発揮しません。

みんなが知らない情報を使って投資をすれば、誰よりも先回りして儲けることが出来る。そう思うじゃないですか。

それが罠。

現実そう上手く行かないです。

他の誰よりアマゾンに詳しいアマゾン社員は、アマゾンの株価がここまで上がることを予期できたでしょうか。無理だと思います。

業績を見通せても株のリターンを見通せるわけではありません。昔書いた記事ですが、株価の予測はタイムパラドックス問題を抱えています。

昔に戻ったらどの株を買おうかな?――予測投資のタイムパラドックス

リアルタイムの情報を使って利益を出そうと思ったら、予想出来ない相場を予想しないとリターンには結びつかないわけです。

そして予兆を捉えようとするということは、意味もない理由探しが始まるということです。

織り込み済みは魔法の言葉ではない

ただでさえ短い時間に情報が流れて来ているのに、さらにバイアスかけて情報を取りに行ったら、もっと間違えやすくなります。

頭の中を整理するコツは、情報を入れすぎないことです。

少しくらい遅れて向かっても問題ない

情報を仕入れるのはリアルタイムでもいいのですが、評価したり実行に移すまで少し時間を置きましょう。評価は1~2週間先、実行に移すのは1か月先でも良いと思います。

(和波はアクセス集めたいのでリアルタイムに評価しますけども!)

インパクトのあるネタだと、1か月も経つと解釈をこねくり回す必要もなく現実の方が変わって来るはずです。

撤退のシナリオを事前に作っておく

リアルタイムでも間違えにくくするための方法は、あらかじめ投資シナリオを決めておくことです。

「何がどうなったら手仕舞いする」という出口戦略(シナリオ)を決めておくと、準備が出来ているので慌てる必要がなくなります。

成長するためのシナリオが崩れたとき、というのが妥当でしょう。許容損失額を超えたためポジションサイジング的に一部手仕舞いが必要というケースもあります(優良株であれば戻るのも早いので、成長シナリオが崩れないうちから切ってしまうのは勿体無いですが)。

ただ、こういうシナリオが実現することは稀ですので、基本初動ほど疑ってかかったほうがいいと思います。


「頭と尻尾はくれてやれ」

デイトレーダーでもある和波はこの格言が嫌いなんですが(短期だったら頭か尻尾は取らないとリスクリワード合わないよ)、あまりに早く決断しすぎる人ほどこの言葉を思い出してみると良いと思います。

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